京(みやこ)まうでの歌
あゝヱホバよ われふかき淵(ふち)より汝(なんぢ)をよべり
主(しゆ)よねがはくはわが聲(こゑ)をきゝ 汝(なんぢ)のみゝをわが懇求(ねがひ)のこゑにかたぶけたまヘ
ヤハよ主(しゆ)よなんぢ若(もし)もろもろの不義に目をとめたまはゞ 誰かよく立(たつ)ことをえんや
されどなんぢに赦(ゆるし)あれば 人におそれかしこまれ給(たま)ふべし
我(われ)ヱホバを俟望(まちのぞ)む わが霊魂(たましひ)はまちのぞむ われはその聖言(みことば)によりて望(のぞみ)をいだく
わがたましひは衛士(ゑじ)があしたを待(まつ)にまさり 誠(まこと)にゑじが旦(あした)をまつにまさりて主(しゆ)をまてり
イスラエルよヱホバによりて望(のぞみ)をいだけ そはヱホバにあはれみあり またゆたかなる救贖(あがなひ)あり
ヱホバはイスラエルをそのもろもろの邪曲(よこしま)よりあがなひたまはん