コラの子のうたなり 讃美(さんび)なり
ヱホバの基(もとゐ)はきよき山にあり
ヱホバはヤコブのすべての住居(すまひ)にまさりてシオンのもろちろの門(かど)を愛したまふ
神の都(みやこ)よなんぢにつきておほくの榮光(えいくわう)のことを語(かた)りはやせり セラ
われはラハブ、バビロンをも我をしるものの中(うち)にあげん ペリシテ、ツロ、エテオピアを視(み)よこの人はかしこに生れたりといはん
シオンにつきては如此(かく)いはん 此(この)もの彼(かの)ものその中にうまれたり至上者(いとたかきもの)みづからシオンを立(たて)たまはんと
ヱホバもろもろの民をしるしたまふ時このものは彼處(かしこ)にうまれたりと算(かぞ)へあげたまはん セラ
うたふもの踊(をど)るもの皆いはん わがもろもろの泉(いづみ)はなんぢの中(うち)にありと