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ユダの罪は鐵（てつ）の筆（ふで）金剛石（こんがうせき）の尖（とがり）をもてしるされその心の碑（ひ）と汝（なんぢ）らの祭壇（さいだん）の角（つの）に鐫（えりつけ）らるゝなり
彼らはその子女（こどもら）をおもふが如（ごと）くに靑木（あをき）の下と高岡（たかをか）のうへなるその祭壇とアシラをおもふ
われ野に在（あ）る我山（わがやま）と汝の資産（もちもの）と汝のもろもろの財産（たから）および汝の四方（よも）の境（さかひ）の内なる汝の罪を犯（をか）せる崇邱（たかきところ）を[ぶんどりもの]とならしめん
わが汝（なんぢ）にあたへし産業より汝手をはなさん又われ汝をして汝の識（しら）ざる地に於（おい）て汝の敵につかへしめんそは汝ら我をいからせて限（かぎり）なく燃（もゆ）る火を發（おこ）したればなり
ヱホバかくいひたまふおほよそ人を恃（たの）み肉をその臂（ちから）とし心にヱホバを離（はな）るゝ人は詛（のろは）るべし
彼は荒野（あれの）に棄（すて）られたる者のごとくならん彼は善事（よきこと）のきたるをみず荒野の燥（かわ）きたる處（ところ）鹽（しほ）あるところ人の住（すま）ざる地に居（を）らん
おほよそヱホバをたのみヱホバを其（その）恃（たのみ）とする人は福（さいはひ）なり
彼は水の旁（ほとり）に植（うゑ）たる樹の如（ごと）くならん其（その）根を河にのべ炎熱（あつさ）きたるも恐（おそ）るゝところなしその葉は靑く亢旱（ひでり）の年にも憂（うれ）へずして絶（たえ）ず果（み）を結ぶべし
心は萬物（すべてのもの）よりも僞（いつは）る者にして甚（はなは）だ惡（あし）し誰かこれを知るをえんや
われヱホバは心腹（しんぷく）を察（さぐ）り腎腸（じんちゃう）を試（こゝろ）みおのおのに其途（そのみち）に順（したが）ひその行爲（わざ）の果（み）によりて報（むく）ゆべし
鷓鴣（しゃこ）のおのれの生（うま）ざる卵をいだくが如（ごと）く不義をもて財（たから）を獲（う）る者あり其人（そのひと）は命の半（なかば）にてこれに離れその終（をはり）に愚（おろか）なる者とならん
榮（さかえ）の位（くらゐ）よ原始（はじめ）より高き者わが聖所（きよきところ）たる者
イスラエルの望（のぞみ）なるヱホバよ凡（すべ）て汝を離るゝ者は辱（はづかし）められん我を棄（すつ）る者は土に録（しる）されん此（こ）はいける水の源（みなもと）なるヱホバを離（はな）るゝによる
ヱホバよ我を醫（いや）し給（たま）へ然（さ）らばわれ愈（いえ）んわれを救ひたまへさらば我救はれん汝はわが頌（ほむ）るものなり
彼ら我にいふヱホバの言（ことば）は何（いづく）にあるやいま之（これ）をのぞましめよと
われ牧者（ぼくしゃ）の職（つとめ）を退（しりぞ）かずして汝（なんぢ）にしたがひ又禍（わざはひ）の日を願（ねが）はざりき汝これを知りたまふ我（わが）唇（くちびる）よりいづる者は汝の面（かほ）の前にあり
汝（なんぢ）我を懼（おそ）れしむる者となり給（たま）ふ勿（なか）れ禍（わざはひ）の時に汝は我（わが）避場（のがれば）なり
我を攻（せむ）る者を辱（はづか）しめ給（たま）へ我を辱（はづか）しむるなかれ彼らを怖（おそ）れしめよ我を怖れしめ給（たま）ふなかれ禍（わざはひ）の日を彼らに來（きた）らしめ滅亡（ほろび）を倍（ばい）して之（これ）を滅（ほろぼ）し給（たま）ヘ
ヱホバ我にかくいひ給（たま）へり汝（なんぢ）ゆきてユダの王等の出入する民の門及びヱルサレムの諸（すべて）の門に立（たち）て
彼らにいへ此門（このもん）より入る所のユダの王等とユダのすべての民とヱルサレムに住（すめ）るすべての者よ汝らヱホバの言（ことば）をきけ
ヱホバかくいひたまふ汝（なんぢ）ら自（みづか）ら愼（つゝし）め安息日（あんそくにち）に荷をたづさへてヱルサレムの門にいる勿（なか）れ
また安息日（あんそくにち）に汝らの家より荷を出す勿（なか）れ諸（すべて）の工作（わざ）をなす勿（なか）れ我（わが）汝らの先祖に命ぜしごとく安息日を聖（きよ）くせよ
されど彼らは遵（したが）はず耳を傾（かたむ）けずまたその項（うなじ）を強（こは）くして聽（きか）ず訓（いましめ）をうけざるなり
ヱホバいひ給（たま）ふ汝（なんぢ）らもし謹愼（つゝしみ）て我にきゝ安息日（あんそくにち）に荷をたづさへてこの邑（まち）の門にいらず安息日を聖（きよ）くなして諸（すべて）の工作（わざ）をなさずば
ダビデの位（くらゐ）に坐（ざ）する王等（わうたち）牧伯（きみ）たちユダの民ヱルサレムに住（すめ）る者車と馬に乗（のり）てこの邑（まち）の門よりいることをえんまた此邑（このまち）には限（かぎり）なく人すまはん
また人々ユダの邑（まち）とヱルサレムの四周（まはり）およびベニヤミンの地と平地と山と南の方よりきたり燔祭（はんさい） 犠牲（ぎせい） 素祭（そさい） 馨香（けいかう） 謝祭（しゃさい）を携（たづさ）へてヱホバの室（いへ）にいらん
されど汝（なんぢ）らもし我に聽（きか）ずして安息日（あんそくにち）を聖（きよ）くせず安息日に荷をたづさへてヱルサレムの門にいらばわれ火をその門の内に燃（もや）してヱルサレムの殿舍（やかた）を燬（やか）んその火は滅（きえ）ざるべし
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