京(みやこ)まうでのうた
今イスラエルはいふべし 彼等はしばしば我をわかきときより惱(なや)めたり
かれらはしばしば我をわかきときより惱(なや)めたり されどわれに勝(かつ)ことを得(え)ざりき
耕(たがへ)すものはわが背(そびら)をたがへしてその[たみぞ]をながくせり
ヱホバは義(たゞ)し あしきものの繩(なは)をたちたまへり
シオンをにくむ者はみな恥(はぢ)をおびてしりぞかせらるべし
かれらは長(そだ)たざるさきにかるゝ屋上(やね)の草のごとし
これを刈(か)るものはその手にみたず 之(これ)をつかぬるものはその束(たば)ふところに盈(みた)ざるなり
かたはらを過(よぎ)るものはヱホバの惠(めぐみ)なんぢの上にあれといはず われらヱホバの名(みな)によりてなんぢらを祝(しく)すといはず