あたらしき歌をヱホバにむかひてうたへ 全地よヱホバにむかひて謳(うた)ふべし
ヱホバに向ひてうたひその名(みな)をほめよ 日ごとにその救(すくひ)をのべつたへよ
もろもろの國(くに)のなかにその榮光をあらはし もろもろの民のなかにその奇(くす)しきみわざを顕(あらは)すべし
そはヱホバはおほいなり大(おほい)にほめたゝふべきものなり もろもろの神にまさりて畏(おそ)るべきものなり
もろもろの民のすべての神はことごとく虚(むな)し されどヱホバはもろもろの天をつくりたまへり
尊貴(たふとき)と稜威(みいづ)とはその前(みまへ)にあり能(ちから)と善美(うるはしき)とはその聖所(せいじょ)にあり
もろもろの民のやからよ榮光とちからとをヱホバにあたへよヱホバにあたへよ
その聖名(みな)にかなふ榮光をもてヱホバにあたへ 献物(さゝげもの)をたづさへてその大庭(おほには)にきたれ
きよき美(うるは)しきものをもてヱホバををがめ 全地よその前(みまへ)にをのゝけ
もろもろの國のなかにいヘ ヱホバは統治(すべをさめ)たまふ世界もかたくたちて動かさるゝことなし ヱホバは正直(なほき)をもてすべての民をさばきたまはんと
天はよろこび地はたのしみ海とそのなかに盈(みつ)るものとはなりどよみ
田畑とその中のすべての物とはよろこぶべし かくて林のもろもろの樹(き)もまたヱホバの前(みまへ)によろこびうたはん
ヱホバ來(きた)りたまふ地をさばかんとて來(きた)りたまふ 義をもて世界をさばきその眞實(まこと)をもてもろもろの民をさばきたまはん