ヤマトハクチョウゴケ Campylostelium brachycarpumを、併せて参照いただきたい。
県内では、全て箱根から報告されている。ヤマトハクチョウゴケとの違いは、蒴歯の割れ方によるもので、蒴がないと判別できない。老人殺しのコケのため、均茶庵は未だ採取していない。写真は、平凡社及びUSDAから取った。
① 箱根須雲川 340~400m {未}
県RDBに記載されている。湧水及び水場付近、旧街道の石畳の上から報告されている。
② 箱根芦ノ湖西岸遊歩道 730~760m {未}
大きく分けて、下記3か所から報告されている。(佐々木, 2011)
やすらぎの森の道沿いの転石
芦ノ湖西岸遊歩道沿いの崖の岩
箱根旧街道の石畳
【e-Flora】 G. kampylos, bent, and stele, pillar, alluding to curved seta
【Smith】Meaning bend handle, referring to the arcuate setae.
【Crum】The name, meaning a curved pillar, refers to a cygneous seta (curved like the neck of a swan)
【田中】曲がったを意味するギリシャ語のkampylo, 柄を意味するギリシャ語のsteleonが 語源。弓形のさく柄に由来する。
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{文献記録ナシ} 均茶庵が生育を確認。文献記録が見当たらない。
{再確認} 均茶庵が生育を確認。文献記録あり。
{未} 均茶庵は生育を確認できていないが、文献記録あり。
*引用文献及び略語については、「コケの参考書」をご覧ください。
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