RDBには、二か所のみが記載されている。蒴がついていない場合には、Grimmiaとの区別が非常に難しい。尚、写真はExicaataから撮った。
1. 丹沢天王寺尾根分岐 1,420m
崩壊寸前の崖岩の上に、極少量生育していた由だ。但し、生育確認から10年以上経過しており、この間、丹沢の軟弱な地盤を崩す大きな台風が何度も襲来していることから、既に消滅しているかもしれない。{未}
2. 箱根駒ヶ岳頂上(1,356m)
大きな火成岩二個に群生していた由だ。
箱根山一帯は、火山情報発令のため、2015年6月から入山禁止となっている。駒ヶ岳頂上だけは、ロープウエーで登る事ができるが、頂上の周遊路の周りにロープが張られているため、詳細な植生の確認は困難となっている。{未}
【野口】 coscino篩い状の don歯
【e-Floras】G. koskinon, sieve, and odon, tooth, alluding to peristome
【Smith】from sieve and tooth, referring to the cribrose peristome teeth
【田中】ふるいを意味するギリシャ語のkoskino, 歯を意味するギリシャ語のodousが語源。さく歯に多くの穴があいていることに由来する。
1.コケここ 蘚類目次に戻る
{文献記録ナシ} 均茶庵が生育を確認。文献記録が見当たらない。
{再確認} 均茶庵が生育を確認。文献記録あり。
{未} 均茶庵は生育を確認できていないが、文献記録あり。
*引用文献及び略語については、「コケの参考書」をご覧ください。
*写真の拡大は、PCの拡大機能を使ってください。