RDBでは、県内5ヶ所の生育地を挙げているが、均茶庵はいずれにおいても、未だ見ていない。{未}RDB発行以降は、新規地での生育が確認されていない。Plagiomniumの他の種と、屋外での判別が難しいことから、みおとしているのかも知れない。
1. 丹沢鍋割山 標高1,200m
鍋割山荘付近。小さな群落。
2. 大山
1) イタツミ尾根 標高800m
2) 唐沢峠 標高800m
3) ヤビツ峠 標高760m
RDBでは、ヤビツ峠から少し上がった休憩所の北斜面に、かなり大きな群落が2ヶ所あるとしている。しかし、2018年11月現在では、北斜面は背の高い草に覆われ、灌木の根元の露地に僅かにコケが数種見られるだけになっている。唐沢峠及びイタツミ尾根自体はコケの植生が、かなり薄い。
3.丹沢大室山 標高 1,300m
小さな群落。
【e-Floras】 G. plagios, oblique, and mnion, moss, alluding to arching sterile stem
【Smith】meaning oblique Mnium, alluding to the habit of the sterile stems
平凡社及びWebから転載
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{文献記録ナシ} 均茶庵が生育を確認。文献記録が見当たらない。
{再確認} 均茶庵が生育を確認。文献記録あり。
{未} 均茶庵は生育を確認できていないが、文献記録あり。
*引用文献及び略語については、「コケの参考書」をご覧ください。
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