県RDBには、鎌倉二階堂、今泉台、横浜栄区上郷町内の2ケ所の合計4ケ所が記載されている。いずれも少量生育しているとの由。{未} RDB発行以降は、新規地での生育が確認されていない。
一見、小形のハイゴケHypnumと見間違えるが、葉は鎌形に曲がらない。又、葉の背面細胞上端には、目立った突起がある。翼部と茎の間に、大きな透明細胞が一個見られるのが、種を見分ける大きな特徴となっている。しかし、葉を取ってしまうと、翼部細胞が茎に残ってしまい、非常に分りにくい。茎の断面に特徴がある。
写真は、Exicaataから撮った。
【野口】語源は不明。
【Meagher】ektrope, turned aside, and thekion, little vessel, container, alluding to the capsule
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{文献記録ナシ} 均茶庵が生育を確認。文献記録が見当たらない。
{再確認} 均茶庵が生育を確認。文献記録あり。
{未} 均茶庵は生育を確認できていないが、文献記録あり。
*引用文献及び略語については、「コケの参考書」をご覧ください。
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