本邦では、生育が報告されていない。
Crumは、Leskeaceaeに分類したが、Tropicosでは、Theliaceaeとしている。
樹皮、幹に生育する。NC州では、ごく普通に見られる。
糸のように樹上を這い、厚く根を出す。茎葉は1~1.3mm、枝葉は1mm。おどろおどろしい程の刺が葉縁一杯に生える。又、鋭いパピラが1個ある。Theliaの名称の由来となっている。顕著な毛葉が多数着く。
均茶庵は、東部と中部(平地と山上)で採取している。
080907B03 中部 Occoneechee Mountain State Park, Hillsborough 樫の木の下方
081226A05.1 中部 Falls Lake, Durham 木の根元
081004A04 東部 Milltail Creek, East Coast 樹上
Thelia 本邦からの報告はない。
【e-Flora】G. thele, nipple, alluding to prominent leaf papillae
【Crum】The name refers to conspicuous papillae on the leaf cells.
Crum先生の図版は、こちらでジャンプ: 856 Thelia hirtella
パピラが一面にある