スナップショット 目次
私が出遇った文化人の一瞬の横顔を文章でとらえたスナップショット
「スナップショット」は、私が四半世紀たずさわってきた仕事(文化専門の信託タンク)の性質上、比較的世に知られたいわゆる「文化人」と接触する機会が多かったのですが、そのほとんどは単に何かの機会に間近にその姿を見たとか、仕事の関係でひとこと二言、事務的な言葉を交わしたといった程度のことに過ぎません。
しかし、中には、ちょっとした相手の振る舞いや交わした言葉がいまだに印象に残っているような人もあります。歳をとってから戯れに思い出す人の名を書き上げてみたら、ざっと200人、印象に残る横顔だけでも少なくとも100人近くはありました。
そんなリストを眺めているうちに、彼等の一瞬の横顔を、ちょうどインスタントカメラで撮るスナップショットのように、文章でとらえてみたら面白かろう、という悪戯心が生じて、以下のような文章を間歇的にブログに書いてきました。
最初に書いたのは桑原武夫さんのことで、書き始めた経緯もそこに書いているため、いま書いたことはそれと重複しています。
とりあげてきた文化人、知識人諸氏は、そのつど心に浮かんだ人を随意に書いてきたので、まったく順不同でしたが、人数が多くなるにつれ、検索の便を考えて、個々の記事にリンクを張ったこの目次では、姓の五十音順に並べ変えました。(そのために、書いた内容からは、ほとんど本人のことを書いていない、ちょっと最初に置くにはふさわしいとは言えない朝倉さんの記事が最初になってしまいましたが。)