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創 作

創作 目次


・作品は、創作投稿サイト「エブリスタ」に「野宮みどり(ののみやみどり)」のペンネームで掲載しています。源氏物語で世を儚み、斎宮である娘と共に伊勢へ行こうとして籠っているのを光源氏が訪問する、文字通りの「野の宮」、能の「野宮」の舞台ともなった「野宮」で、亡母が野宮萬というペンネームを好んで使っていたのを思い出し、それを拝借しました。

 いまの野宮神社は嵯峨野に立地し全国に知られる観光名所ともなった普通の社殿を構えた神社ですが、もともとは新たに斎宮となる方が禊のために籠る、人里離れた野のいずこかに、斎宮ごとにそのつど場所を変えて建てられた粗末な仮住まいの小屋だったそうです。私はこの野宮神社でささやかな結婚式を挙げました。双方の両親、弟のほかは各1名の親族が立ち会っただけで、目立たないはずでしたが、嵯峨野観光の目玉の一つになっていたので、大勢の観光客に見られて少々恥ずかしい思いをした記憶があります。

 

帰郷

            

石楠花幻想

カキツバタを見に

野菜めぐり

隣のサンタ

            

火をつける少年

さよなら

古玩具

蓮華畑で

            

小菊

小雪

 

エッセイ

なぜ生きるか

中国小紀行1986