まず、このデート相手マイケルさんについて。
元妻と離婚して悩んだ挙句、初めてモニカに紹介されたレイチェルという女性とデートすることを決心してやってきました。
相当緊張してると思うし、自分がまた誰か女性とお付き合いできるのか、と不安に思っているところです。
実際にデートに来てみると、レイチェルのこの失礼な態度。しかもお酒が入り、言動が悪化していきます。
マイケルからしたら「やっぱり俺はもう女とは付き合えない…」そういう気持ちになってもおかしくない状況です。
それを踏まえて一連の会話を見てみましょう。
太字「→」でマイケルの立場からの心の声を書いてみました。
Michael: I don't know if Monica told you, but this is the first date I've gone on since my divorce, so - if I seem a little nervous, I am.
モニカが言ったかどうかは分からないですけど、離婚して以来今日が初めてのデートでした、その…緊張してるように見えるなら、その通りなんです。
→自分をリラックスさせようとしている。
Rachel: How long do cats live?
猫って何年生きるの? →この女挨拶も無く、話聞いてない?
Michael: I'm sorry?
なんですか?
Rachel: Cats, how long do they live? Figuring you don't... y'know, throw 'em under a bus or something?
猫よ、何年生きるの?仮に、その、バスの下とかに放り投げたりしなかったらね。 →これ一体何の話し?
Michael: Um, maybe 15, 16 years.
えっと、15、16年くらいでしょうか。
Rachel: Well, that's just great.
あ、そう。それって最高よね。
Michael: Um, cheers.
あの、乾杯。
Rachel: Oh, right, clink.
あ、そうね。チリン。 →乾杯もせず勝手に飲み始めて失礼。
Michael: Monica told you I was cuter that this, didn't she?
モニカに僕が実物よりもっと可愛いと言われたんですよね? →一目見て俺に興味を持てなかったんだな…。
Rachel: Oh, no, Michael, it's not you. I'm sorry, it's just, it's this thing. It's probably not as bad as it sounds, but this friend of mine is, is getting a cat with his girlfriend.
あら、違うのよ。マイケル、あなたのことじゃなくって。今考えてたのよ。多分そんな真剣でもないんだろうけど、でも友達がね彼女と猫を飼うんだって。
Michael: Oh, that does sound. . . Huh?
あちゃー、そ、それは。ふうん。
Rachel: I mean, he just started going out with her.
だって最近付き合い始めたばっかりなのよ。
Michael: Is this guy, uhh, an old boyfriend?
で、その男の人は、その、昔の彼ですか? →やっとこの女の状態が見えてきた。俺が悪い訳じゃないじゃん。
Rachel: Ah, hah-hah-hah-ho, yeah, he wishes. Oh, I'm sorry, look at me. Okay, Michael, let's talk about you.
あー、いやいやいやいや、それは彼がそう願ってただけ。あら、ごめん、私ったら。やっぱり、マイケルあなたのことを話しましょう。
Michael: All right.
はい、良いですよ。 →ここからちゃんと話し出来るかも?
Rachel: Okay, Okay. So, you ever get a pet with a girlfriend?
そ、そうよね。で、あなたは恋人とペット飼ったことはある? →やっぱこの女はダメだ。