アメリカで職を探す時に、
自分の履歴書に、前職の上司の名前、部署名、連絡先等(Reference on your last job)を書いて提出するのが一般的です。
管理人はその情報を書いていなくて、面接時に「教えて下さい」と言われたことがあります。
今ではインターネットが普及しているので、いくらでも情報は調べられますが、
このエピソードが放送されている1996年現在ではインターネットが普及しておらず、
履歴書に書いてある情報が正しいか確認するのは、なかなか大変だったのではと想像できます。
モニカは、前職で仕入れ先のステーキ肉を「横領」したとみなされて、解雇されています。
当然、前職に連絡が行けば、その情報もどこかに残っているでしょう。
またその後、政府食品局の検査を通らなかったモカレートという商品のレシピ作りもしています。
情報だけを見ると、あまり良い人物には見えません。
そのため、チャンドラーと口裏を合わせて、履歴書にウソを書いている、という場面です。
面接する側も、ウソを見破るために面接で色々な質問をしていたのだと思います。
今回のモニカの面接はシェフとして、実際に料理をしてもらう試験です。