この「big deal」という言葉、使用頻度はかなり高いです。その中でも一番耳にするのがこの「not that big a deal」です。
使う状況としては、ある状況に対して各個人の「リアクションの温度差」がある時によく使われます。
例えば、
ピアノを弾くのが上手な友達がいるとします。あなたはその人物をよく知っており、何度もその人の弾くピアノを聞いたことがあります。ある日、他の友達をその人のピアノ発表の場に連れて行きます。
一曲目はウォーミングアップでそこそこ難しい曲でした。あなたの反応としては「お、今日は調子が良いみたいだな。でもまだまだこれから本領発揮だ」
…で、ふと横を見てみると、連れて来た友達は何も知らなかったので、あまりのレベルの高さに口をポカンと開けています。
そこであなたは「This is not that big a deal (これは大したことじゃない)」ということが出来ます。次の超絶レベルを聞いた時の反応は見物ですね。
この「リアクションの温度差」はそれぞれの人生経験、情報量や人脈の差、趣味やビジネスの取り扱い量等、
日常生活の色々な状況で発生するため、使い勝手が良い言葉です。是非覚えておきましょう。
また、あまりにリアクションが大きい人を見て「何でそこまで大袈裟なリアクションが必要なんだよ?」となだめたい時、責めたい時などには、質問系で「What is the big deal?」と言ったりもします。