Joey: Why don't you go see Frankie? My family's been goin' to him forever. He did my first suit when I was 15. No wait, 16. No, 'scuse me, 15. All right, when was 1990?
Chandler: Okay. You have to stop the Q-tip when there's resistance!
キーポイントは2つ
① ジョーイの馬鹿さ加減
② チャンドラーのツッコミ
① ジョーイの馬鹿さについて
まず、このエピソードはシーズン2 なので、放送は1995年。ジョーイの年齢は二十代中旬から後半です。1990年はたった5年前、ジョーイが15, 16歳のはずがありません。
次にwhen was 1990? という文章ですが、もし自分の年齢を聞きたいなら「what age was I in 1990?」ですから、質問も意味をなしていません。
②チャンドラーのツッコミ
このセリフ、管理人は始め何を言っているのか理解出来ませんでした。
Q-tip は「綿棒」。日本人が使う竹製の「耳かき」は、アメリカではあまり目にしません。耳掃除は綿棒を使うことが主流です。
耳かきをする時に、深く掘り過ぎて痛い思いをすることありますよね。あの痛い思いをする境界線をチャンドラーは「resistance (抵抗)」と表現しています。「耳の壁」と訳しても良いでしょうか。「壁を感じたら、綿棒を使うことを止めろ」とは、それ以上掘ると壁を突き抜けて脳に達して、脳を痛めてしまう→バカになる。つまりチャンドラーは「耳から脳みそまで掘ってるからそこまでバカになるんだ!」と言っています。