ポップカルチャーまとめ
Old Yeller (日本語タイトル:黄色い老犬、1957)
1956年出版のフレッド・ギブソン著、同名小説からの映画化。写真が老犬Old Yeller と、主人公の少年Travis。アメリカ南北戦争が直後の酪農農家を描く。狂犬病に侵された愛犬と、主人公の少年の立ち向かう姿に涙を誘うクラシック映画。
Spike Lee (スパイク・リー、1957年3月20日生)
アメリカアトランタ州生まれの映画監督、作家、俳優兼大学教授。1983年に監督デビューし、40近い作品を発表。「スパイク」は幼少期に得たあだ名で、本名は「シェルトン・ジャクソン・リー」。黒人の目線で鋭い社会風刺をすることで知られ、1989年の代表作「Do the right thing」で惜しくもアカデミー賞を逃す。代わりにアカデミー賞を受けたのがブルース・ベレスフォード監督の「Driving Miss Daisy」。黒人と白人の友情を描く映画で、対する「Do the right thing」では黒人差別から、主役の黒人が殺されるストーリー。アメリカ社会の差別に対する反応が垣間見ることができ、映画界に象徴的な問題提起をした作品として知られる。
Love Story (日本語タイトル:ある愛の詩、1970)
自身の同名小説を映画化したエリック・シーゲル監督の作品。続編は「続、ある愛の詩 (1978)」。高校生カップルの純愛を描く青春ロマンス映画。エンディングに至る最後の十数分で雰囲気が一変することで、史上最も愛された映画の1つとなり、ゴールデングローブ賞ドラマ部門最優秀賞を受賞している。
Brian's Song (日本語タイトル:ブライアンズ・ソング、1971)
アメリカンフットボールチーム「シカゴ・べアーズ」に実在した二人のチームメート白人「ブライアン・ピッコロ」と黒人「ゲール・セイヤース」の、差別を越えた友情を描いたテレビ映画。テレビドラマ部門でエミー賞を受賞すると共に、2005年には「男泣き出来る映画、史上7位」選ばれている。
Terms of Endearment (日本語タイトル:愛と追憶の日々、1983)
ラリー・マックマートリー作の同名小説から映画化。父親が死別した所からストーリーが始まり、母と娘の交流を30年に渡る期間で描く。3世代の家族愛をテーマにしている。アカデミー賞では、最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀メイクオーバー、最優秀女優賞、最優秀助演女優賞の5部門を受賞した。
The Killing Fields(日本語タイトル:キリング・フィールド、1984)
1970年前半のベトナム戦争を題材に、カンボジア人とアメリカ人のジャーナリストの出会いを描く。戦争を通して植え付けられたトラウマと戦いながら生きる人々が鮮烈に描写されている。イギリスの自伝的映画に当たり、1999年にイギリス映画協会から、20世紀最高の映画100選に選ばれている。
Colonial Williamsburg
ヴァージニア州ウィリアムスバーグ市にある、巨大な街形式の国立歴史博物館。17世紀~18世紀に渡るアメリカ合衆国建国の歴史を貯蔵する。面積は大体東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせたくらいの300エーカー。中には何百もの歴史建造物が立ち並び、従業員も過去のコスチュームを身に着けているため「タイムスリップ」したような気持ちになれる。初代大統領ジョージ・ワシントンのスピーチや、陶芸、ダンス、料理教室、刀鍛冶(Blacksmith)見学、にステージパフォーマンス等、見所満載。また1時間ほど運転すると、映画「ポカホンタス」で有名な「ジェームスタウン」を観光できる。
https://www.youtube.com/watch?v=S2YQYcGHkts
また参考情報までに、管理人の住むシカゴから北へ約1時間半、ウィスコンシン州との境目に夏季限定の歴史テーマパーク「Bristol Renaissance Faire (ブリストル・ルネッサンス・フェア)」。コロニアル・ウィリアムスバーグと同様のコンセプトで、1570年代のイギリス、初代エリザベス女王時代の様子を保全したテーマパークが有ります。
Scarsdale, New York(地図参照)
ニューヨーク州郊外にある小さな町。ニューヨーク市から40km 程度離れているので、車でおよそ一時間の距離に位置する。人口は二万人を切る程度で、ニューヨーク州郊外で一番住みやすい住宅街の1つとされている。アパートやマンションが少なく、住民の多くは自分の家を所有している。治安も良く、学校区の評判も良好。生活費は州平均よりも安めだそう。(参考:京都市の人口150万人、大阪は900万人)
Nassau County, New York(地図参照)
ニューヨーク州ロングアイランドに位置する郡の1つ。人口135万人程度。ニューヨーク市に入る直前に位置することから、人口が密集しており、州内2番目の人口密度を持つ。2012年にアメリカ合衆国内で最も平均給与が高い郡となり、生活費も高く、裕福層が暮らす地域となる。ナソー郡高校は国際科学工学で優れており米国一の優秀さとしても知られている。
It's a Wonderful Life (素晴らしき哉、人生、1946)
フランク・キャプラ主演のアメリカンクラシック・クリスマス映画。人生が上手く行かず、自ら命を絶とうとする男(George Bailey)に現れた天使が、男の過去にして来た良き行動を見せて行く話。自分が助けて来た人たちが、後にもっと多くの人たちを助けることを知り、自分の存在を再認識していくストーリー。
Pride of the Yankees (日本語タイトル:打撃王、1942)
アメリカの野球チーム、ニューヨーク・ヤンキースで活躍した一塁手「ルー・ゲーリッグ」の一生を描く伝記映画。アカデミー賞で11部門にノミネートされた。主役「ルー・ゲーリッグ」は、1923年にプロ野球選手としてデビュー、1939年に病気による体力の衰えの感じ引退。引退スピーチでの「「Today, I consider myself the luckiest man on the face of the Earth.」(「今日私は、自分が世界で一番幸せな男だと思います。」)」は、2005年になり「アメリカ映画の名台詞ベスト100に選ばれている。本人の名前を関した病気「ルー・ゲーリッグ病」は、脳からの命令が体に伝わらなくなる病気で、手が握れない、呂律が回らない、飲み込めない、立ち上がり辛いという症状から、徐々に手足が痺れて行く病気。別名「シャルコー病」。
pick-up sticks
アメリカの卓上ゲームの1つ。親がテーブル上に無造作にバラまいた棒を、他のプレイヤー、1本ずつ、他の棒に触らないように掴み上げて行くゲーム。日本で言う「将棋崩し(別名:山崩し、ガッチャン将棋)」見ての通り、棒が少しくらい壊れてもゲームは出来るので、チャンドラーの言う「back from the shop(修理から返ってきた)」はウソ。
Vassar
ニューヨーク州の名門校の1つヴァサール大学。1861年にマシュー・ヴァサール氏によって創立。アメリカ初の女子高の1つで現代は共学化。50を超える専攻カリキュラムを持ち、ラグビー、テニス、バスケットボール等で全国的に強豪校。アメリカンフットボールクラブは存在しない。
Cosmo
女性向け雑誌の「Cosmopolitan」。
The Big Book of Children’s Names
日本で言う「子供の名前大辞典」
Florence Henderson (1934年2月14日生 ― 2016年11月24日没)
60年に渡り芸能生活を続けたアメリカの女優兼歌手。1969年~1974年に渡り放送された家族コメディ(アメリカのサザエさんみたいなもの)「The Brady Bunch」の母親キャロル役として知られる。他にも料理番組やバラエティ番組の司会も担当した。