10高位階イルミナティ離脱者の証言

高位階イルミナティ離脱者の証言

ハロウィーンがちょうどよい機会なのでお話ししておこう。

イルミナチイを支配しているのは13名の魔術師からなる「大ドルイド評議会」であるが、彼らはハロウィーンを含めて年に8回集まり「魔術師のサバト」 を行なう。

このサバトでは何百万人ものオカルト実践者が乱交にふけり、ときには人間が生贅として捧げられる。

私の情報提供者は、過去にイルミナテイを離脱した人間のなかで最も高い位の魔術司祭長の称号を得ていた人物である。

彼は「13人評議会」のメンバーで、一七世紀に米国に魔術を持ち込んだコリンズ・イルミナチイの血流に属している。

この人物によるとイルミナテイは強大な権力を持つ高度に組織化されたオカルト陰謀組織で人類を悪魔的頚廃行為にふけらせている。

イルミナチイは「何千もの陰謀を並行して進めて」おり、魔術に関する宣誓と入会儀式はフリーメイソンを彷彿とさせるものだという。

この情報提供者はジョン・トッドという人物だ(彼にはクリストファー・コリンズという名前もある)。彼は一九七二年に救済され、イルミナチイの実態を暴露した。

トッドは米国で13州を統括し、5000のコヴエンと6万5000人の男女の司祭の頂点に立っていた。これはあくまで司祭の人数で、信者の数ではない。

人類のために立ち上がったトッドだが、二つのネットのサイトがなければ今でも無名だったかもしれない。

その二つのサイトとは、日本在住のアメリカ人「ジェームズ」と、かのウエス・ペンレが運営しているものだ。

懐疑的な人々は、イルミナテイが本当に実在するなら離脱者が出てくるはずだと主張する。しかし、離脱者は現にたくさん存在している。

CIAのマインドコントロールや悪魔的儀式の犠牲者を治療している施設は、彼らであふれている。

ただし、声を上げる者は消されてしまう。トッドは1987年に婦女暴行の容疑をでっち上げられ、30年の実刑判決を受けた。

フリッツ・スプリングマイヤーによると、トッドは1994年に釈放されたものの、「ヘリに連れ去られて」殺害された。

ただしジェームズのサイトでは、トッドはサウスカロライナ州の刑務所から2004年4月に釈放され、その後同州精神保健部の「行為障害治療所」に収容されたことになっている。

私は所長のチャド・ロミニクに問い合わせてみたが、回答はなかった(トッドがもしここに収容されて生きているのなら、誰か教えてもらえないだろうか。

少なくとも彼には消息を探るくらいの敬意を表してしかるべきだろう)。

トッドは数多くの衝撃的な事実を暴露している。これらについてはフリッツ・スプリングマイヤーも、13人評議会のメンバーしか知るはずのない情報だと認めている。

イルミナティはユダヤ人を悪辣に利用している

1978年の前後、トッドはイルミナテイがユダヤ人をフロントにしていると述べている。

「イルミナチイは、いずれ正体が明らかになることを認識している。最善の方法は、別のものに意識を向けさせ、それが真実だと認めることだ。

だから彼らはシオニズムに注意をそらすことにした。問題は、イルミナチイのメンバーの大半がユダヤ人ではないという事実だ。

創設者は出自こそユダヤだが、ユダヤ教を信じていたわけではない。指導者の大半は、ロスチャイルドを例外としてすべてスコットランド系またはフランス系のゲール族だ。

ユダヤ人とは何のつながりもない。

私の一族を含めほとんどのメンバーは大ドルイドを信仰していて、家系をさかのぼるとローマやギリシアやイングランドの異教に仕えた神職にたどり着く。

なかにはエジプトやバビロンに起源を持つ一族もいる。ユダヤとはまったく別物だ」

デヴイツド・リヴイングストンも次のように書いている。

「エリザベス・ハーシユマンとドナルド・イエーツの研究書『スコットランドがユダヤだったとき(When Scotland was Jewish)』によると、

スコットランドの名家の多くはユダヤ起源で、シンクレアやスチェアートをはじめ、フオーブス、ブルース、キヤンベル、ゴードン、コールドウエル、フレイザー、レスリー、クリステイ、ケネディ、コーワン(コーエン)もそうした家系であるという」

トッドはイルミナテイの頂点に君臨しているのがユダヤ・カバラ家系のサバティアンであるロスチャイルド一族だと明言している。

「ロスチャイルド家がイルミナチイの司令塔であり、彼らの一族はあらゆる国に散らばつて組織のトップになっている。

アメリカにはロックフエラー家がいる。デイヴイツド・ロックフエラーは外交問題評議会と三極委員会のトップだが、これらはアメリカにおけるイルミナチイの組織名にほかならない。

ビラミッド(階層組織)の頂上には、日のついた冠石がある。 冠石はロスチャイルド家の象徴で、イルミナチイを支配する審判者を意味する。

彼らはイルミナチイの創設者であり、目は彼らの神であり声であるルシファーの象徴だ。

すべての組織の頂上には三つの層がある。私は一番上の層まで行った。『大ドルイド評議会』という13人の組織だ。ここの人間はロスチャイルド家の指令だけで動く。彼らの私的な聖職者集団だ。

その下に、世界のフリーメイソンの最高位会員33名で構成される『33人評議会』がある。

さらに、世界トップクラスの富豪や財閥で構成される『500人評議会』が続く〔ビルダーバーガーズやデユボン、ケネディ一族などがここに属している〕。

第四層には 『黄金の夜明け』という魔術者の組織がある。ロスチャイルド家の私的コヴエンだ。彼らは個人的にメンバーを引き抜いていく」

トッドによると、C・S・ルイスやJ・R・R・トールキンもこのメンバーだったという。

大ドルイドのアイザック・ボーンウイツツとACLU (米国自由人権協会)は、オカルトの名誉を傷つけたキリスト教信者を訴えるための組織も作っている。

彼によると、サイエントロジーや全米キリスト教会協議会もイルミナチイの組織だという。

離脱者が証言した恐怖支配の諸相

トッドがイルミナチイ組織を抜け出したのは、1972年の労働の日の前後に開かれた会合がきっかけだった。彼らのもとにはロンドンから六通の書簡が入った郵便袋が届けられた。

「〔レイモンド・〕 バックランド博士が袋の封蝋を切り、イルミナテイのかぶと飾りの封蝋がほどこされた手紙六通を取り出した。

最初の四通は事務的なもので、こことここに金を払うようにといった内容だった。大ドルイド評議会といってもその実態は虚飾に満ちた銀行のようなもので、政界や宗教界の人々に毎月数百万ドルの小切手を送っていた。私に離脱を決意させたのは、その次の二通だった。

私は世界政府樹立の計画に関わっていたが、そんなことは起こらないだろうと心のどこかで馬鹿にしていた。くだらないゲームを真面目にやっていると冷めた目で見ていた。

ロスチャイルド家から計画の資金が出ているからその通りに金を使っていただけで、その二通が開けられるまでは本気にしていなかった。

一通目には表が収められていて、そこには1980年の12月に完了する予定の、世界支配に向けた八年越しの計画が記されていた。 そして次の書簡にはこう書かれていた。

『我々はルシファーの息子だと思われる人間を見つけた。

彼の仕事と我々のサポートが組み合わされば、彼は世界の支配者になれる。すべての戦争を終わらせ、戦争に満ちたこの世界にようやく平和をもたらすことができるはずだ』

要するに、救世主は自分しかいないと人々に納得させられる強大なカを持った人間が見つかったということだ。

キリスト教の言葉で言えば、かつてない規模の悪魔憑きが見つかったことになる」

トッドによると、この世界支配計画にはイルミナテイの会社も潰れるほどの徹底した経済破壊が盛り込まれていた。彼らにはそのような状況も乗り切る算段があるのだ。

トッドは、フイリップ・ド・ロスチャイルドが小説『肩をすくめたアトラス(Atlas Shrugged)』の参考にと、愛人の作家アイン・ランドにこの計画を教えたとも言っている

(この小説はCFRメンバーのアンジユリーナ・ジョリーの主演で映画化(Atlas Shruggedのyou-tubeプロモーションVTR)が進んでおり、そのあたりも興味深い)。

トッドの話では、イルミナチイは経済の崩壊に乗じて米国を乗っ取るため、軍隊の訓練を進めているという。その軍隊には囚人も含まれているそうだ。

これは現在消息不明のもう一人のイルミナテイ離脱者スヴアリの証言とも一致している。

その際にはポリシエヴイキ革命のときと同じように、恐怖支配の「混乱」の中で数百万人が殺されるだろうとトッドはみている。

この計画を阻止するには、アメリカ国民の多くが銃で武装するしかないと彼は主張する。

トッドは1980年代に、第三次世界大戦を起こして世界を壊滅させ、エルサレムだけを残してそこから統治する計画の存在についても明らかにしている。

「ブリティッシュ・イスラエル」が目指すエルサレム神殿の玉座

ユダヤ人との婚姻関係がなくとも、ヨーロッパ貴族の多くが自らを聖書のヘブライ人の子孫であると考えていた。

たとえばハプスブルク家は、ベンヤミン族の子孫を名乗るメログイング家と婚姻によって結びついている。

加えて、多くの貴族が「ブリティッシュ・イスラエル」運動に加わっている。

この運動は、英国元首をイスラエルにおけるアングロ・サクソン系の「失われた種族」の頭領とし、世の終末とともに大英帝国が完全に復活すると主張する動きだ。

バーバラ・アホによれば、薔薇十字会とフリーメイソンはブリティッシュ・イスラエル主義を支持しており、自分たちの血統を再建されたエルサレム神殿の玉座に据えようとしている。このように偽の救世主を登場させ、キリストとして世界中から信仰させようとする計画は何百年も前から画策され、実行されてきたのだ。

バリー・チヤミッシユは次のように記している。「イギリスのフリーメイソンなしに、現代のイスラエル国家はあり得なかった。

ブリティッシュ・イスラエル運動は、1860年代にフリーメイソン内部から興った。彼らの目標は、パレスチナのトルコ領にユダヤ=フリーメイソン国家を建設することだった。

当初は、ロスチャイルド家やモンテフイオーレ家といったイギリスのユダヤ=フリーメイソン・ファミリーが大量の移民流入を想定し、インフラ整備のための資金を提供した。

しかしユダヤ人は思ったほどイスラエルに集まらなかった。 彼らはヨーロッパの生活を好み、大陸を去る気にならなかったのだ。

そこで彼らは、ヨーロッパをユダヤ人にとって悪夢の地に変えたのだ」(『イスラエルを切望するイギリスのフリーメイソン(British Freemasonry Covet Israel)』インターネット)

結果的に、ユダヤ系イギリス人エリートたちの世界支配のもくろみはイギリスとアメリカの帝国主義という形をとり、のちにシオニズムと新世界秩序NWOへと姿を変えたのである。

ロックからポルノまでが裔廃手段として利用されている

ここまでの話からもわかるように、イルミナテイは人々の買収に多くの金を費やしている。 とりわけキリスト教の伝道者や牧師の買収にカを入れているそうだ。

「教会が自由主義になつたように見えるのも、ほとんどは買収の結果にすぎない。聖職者であっても、目の前に積まれた50万ドルは、賄賂だとわかっていても断りにくい。

もっと大きな額のこともある。私の知っているある教会は二年間に800万ドルを受け取った。 別のところは一年で1000万ドルもらっている。教会も金になびくということだ」

トッドによると、ロックは聴く者に悪魔の呪文をかける目的で作られた音楽だという。そんな馬鹿なと思う人が多いことは承知している。

しかし、ネットで視聴できる彼の「ロックンロールの魔術(Witchcraft of Rock and Roll)」という動画をご覧いただきたい。

ジーザスロックはイルミナテイがメッセージをコントロールするために始めたもので、KISSというグループ名は「Kings in Satanic Service(悪魔の儀式の諸王)」の略語だという。

トッドの講演録を読めば、彼が実際に悪魔主義の教えを受けており、この分野に関して深い知識を持っているということがよくわかる。

同じように投獄されたフリッツ・スプリングマイヤーは、トッドが語っているのは自分が何年もかかって理解するに至った知識だと述べている。

トッドの話は一見現実離れしていて、にわかには信じがたいかもしれない。しかし、捏造された9・11のテロ攻撃や見せかけのテロとの戦い、米国憲法無視の常態化、警察国家の台頭、議会とメディアの機能停止、愚民化と同性愛の蔓延、セックスの低年齢化、あからさまな悪魔主義、「娯楽」産業にあふれる須廃やポルノなどの現状を見る限り、トッドの言っていることは的を射ていると言わざるを得ない。

人類は想像を絶するスケールで進められている巨大な陰謀の犠牲になりつつある。

そのようなことから私たちを守るために報酬をもらっているはずの政治指導者たちは、彼らの仲間か、利用されているかのどちらかだ。

人類には神が望む通りに進歩するための知恵と手段が与えられているが、現在は地上に現われた悪魔の化身によって寮落に引き戻されようとしている。

私たちに何ができるのだろう。答えはあなた自身の中にある。彼らが目的を遂げるには、大衆を欺きつづけなければならない。今のうちに真実を広めることに、ぜひカを貸してほしい。