9.高隅山系

高隅山系 大箆柄岳1236m 妻岳1145m 御岳1181m 等

1996年の秋の晴れた日にのぼる

大隅半島の真ん中にどっかり座った大きな山塊で深山という感じです 。

平安の昔から修験道の霊山として開かれ 地元の信仰を集めている様です。

最高峰の大箆柄岳を初め1000mを超す山が8座も連なり頂上からの展望は非常に良く

麓の猿ヶ城渓谷には急な谷川の回りを巨大な奇岩が迫り見応えがあります。

付近の概念図は以下のようです

猿ヶ城に向かう最後の集落には世界一ラジウム温泉(東大の先生が分析したとの新聞記事張って有り)と云うのがあります。

この温泉へは高隈山系の帰りに2度寄っていますが 浴室にはいるだけで感じるエネルギーがあって家に帰るまで暖かです。

もう10年前になりますが 猿ヶ城の林道は大雨で流れて2回目に行ったときは車は通行止めになっていました。

猿ヶ城の山小屋を越えて林道を行くと本城川と交差しながら上って林道の分岐を左に折れ長尾尾根に登りかかる

錦江湾から桜島を見ながら垂水を抜け鹿屋方面へ高隈の姿を見ながら田園地帯を走る

猿ヶ城渓谷の奇岩群、鹿児島では初めての素晴らしい景観でびっくり 狭い林道を上る

紅葉の始まった本城川を横切って尾根に登り始めると木の間から高隈の西側の連なりが見えてくる

尾根に上がると展望は抜群に開けて錦江湾から大隅半島の大半の山が見える

視界はホントに良くて 汗を掻いた甲斐がある

この先に最高峰の大の柄岳が見えてきて 遂に頂上到着

下りは小の柄岳からスマン峠の鞍部におり登り直して妻岳へ ここで時間切れで御嶽は諦めてスマン峠に戻り

登山道を下りて林道に入って車を止めた場所まで下り ラジウム温泉に入ってあと2時間の運転だ。

次回は御嶽とドラマに使われた鳴之尾牧場を目指す。