04人類に大災禍をもたらす銀行カルテル

人類に大災禍をもたらす銀行カルテル

「私は、金融機関のほうが常備軍よりも我々の自由をはるかに脅かす存在だと思う」 トーマス・ジエフアーソン(第三代合衆国大統領)

1949年11月、ワシントンDCで研究者として働いていた弱冠二五歳のユースタス・マリンズのもとを、数名の知人が訪れた。

知人たちは、セント・エリザベス精神病院に「政治犯」として収容されていた有名な詩人、ユズラ・バウンドと面会するために首都を訪れていた。

詩人、批評家として一流のバウンドは、ジェームズ.ジョイス、W.B.イエーツ、T.S.エリオットらを世に知らしめた。

第二次世界大戦中は、ラジオ・ローマを通じてアメリカの汚れた参戦の動機を暴露してしまった嫌疑で反逆罪に問われた。

バウンドは、マリンズにアメリカの金融機関の権力について調べるよう依頼した。マリンズは二年間、毎朝米国議会図書館に通い、午後はバウンドと面会した。

その結果生まれた著書『民間が所有する中央銀行』(原題『The secrets of the Federal Reserve』)は、内容が過激すぎるとしてアメリカの出版社一九社が出版を断っている。

うち一社からは、「これをニューヨークで出版するのは絶対に不可能だ」 と言われている。

同書は最終的に一九五五年にドイツで発行されたが、ドイツ駐留アメリカ軍は初版一万部すべてを没収し、燃やしてしまった。

ユースタス・マリンズが見破った中央銀行のカラクリ

マリンズは、アメリカに対する見方を根底から覆している。「イギリスからの独立戦争を行なったにもかかわらず、私たちは経済面でも金融面でもイギリスの植民地でありつづけた」

1865年から1913年にかけて、ロンドンを拠点とするロスチャイルド家の銀行家たちがJ.PモルガンやJ.D.ロックフエラーといったエージェントを使い、アメリカの産業を支配し、企業カルテルを組織したとマリンズは主張する。

この銀行家たちは一体どこから資金を得ていたのか。実は200年以上もの間、ヨーロッパの銀行家たちは受け入れ国にその資金を発行させていたのだ!

17世紀、金融業者と貴族たちはある契約を交わした。 紙幣の債務を国家が負うとの条件で、金融業者は国王が望むだけの紙幣を発行すると約束したのだ! こうしてイングランド銀行、バンク・ド・フランス、ドイツ帝国銀行という中央銀行が生まれたのだが、それらの銀行はみな、民間企業であった。

その結果、金融業者は無から創り出した資産に利息を課すようになった。貴族たちはみな中央銀行の株主となり、さらには成長著しい政府を資金援助し、莫大な戦費がかかる戦争を仕掛けるようになつた。この秘密小集団が、私たちの預金を使って世界中の富を吸い上げたのだ。

この小さなごまかしが、人類の苦悩の根底にある。

銀行家たちは国家(すなわち国民)に対しいくらでも借金できる既得権を有する。 彼らは、大きな政府と社会的支出を推奨するマルクス主義運動、社会主義運動、自由主義運動の後ろで糸を引いている。前世紀の壊滅的な戦争の裏にも、彼らが控えていた。

無から金を創り出すことができるとなれば、当然、負債を利用して人々から現実の資産を巻き上げようとする強い欲求が生まれる。

これが「第三世界の債務危機」の本質だ。 すべての富を手に入れ、人類を隷属させようとする吸血鬼が世に放たれたのだ。

マリンズの著書『世界権力構造の秘密』の大半が、アメリカが致命的な支配を受け入れさせられた分析に費やされている。1913年、オーウエン・グラス法が成立し、外国が支配する銀行

(名目上は「連邦準備制度」)にアメリカ政府の信用に基づく通貨を発行し、その際利息を取る権利が与えられた。

銀行家たちはこの法案を通過させるために、1913年の選挙を不正操作し、民主党のウッドロー.ウイルソンを当選させた(手下であるセオドア.ルーズヴエルトを使って共和党の票を分裂させ、現職のタフト大統領を落選させた)。

そして彼らの傀儡政権は、野党がクリスマス休暇で首都を去った12月22日に、新たな銀行法を議会で通過させたのだ。

当時、チャールズ・リンドバーグ議員は「この法案は地球↓でもっとも巨大なトラスト〔カルテル〕を創出した」と述べている。

「大統領が法案に著名すれば、金融権力による見えない政府が合法化される。 国民はすぐには気づかないかもしれないが、つけを支払わされるのはほんの数年後だ」

マリンズはこの法案が通過した直後に、アメリカ国民は第一次世界大戦の資金調達を行なうことになつたと指摘する。

ヨーロッパの大国には、もはや新たな戦争を行なう資金がなかったのだ。 その点アメリカは比較的債務がなかったため、戦争を可能にしてくれたのだ。

セオドア・ルーズヴエルト以降のすべての大統領が、銀行家の追従者であつたとするマリンズの分析には説得力がある。

2006年、アメリカ国民は4000億ドル以上を国家債務の利息として負担している。 支払先の大半が中央銀行家だ。

この巨大な詐欺を維持するために、銀行家たちはアメリカの政治・言論機関を冷徹に支配している。マリンズは、ニューヨーク.タイムズはクーン.ロープ、ワシントン.ポストはラザール・フレールが掌握しているという。ヨーロッパではロスチャイルドが、ロイターおよびフランスとドイツの通信社を所有している。

アメリカの出版社、テレビ放送網、映画製作会社も同じような状況だ。ロックフエラー、カーネギー、フォードが国の図書館や大学を資金援助している。

ジャーナリストや大学教授は、民主主義と自由に関する幻想を律儀に繰り返している。

CIAやタヴイストック人間関係研究所が運営する洗脳研究機関では、大衆を支配する方法が練られている。 女性の精神的去勢(それが「フェミニズム」だ!)がその代表例だ。

少なくとも、これで善と悪の地球規模の戦いがようやく白日の下にさらされただろう

銀行家にとって理想の世の中が実現される

国際銀行家たちは怯えながら暮らしている。

彼らが恐れるのは、飢餓や伝染病、戦争ではない。こうした心配事は、第三世界の子供たちのものだ。

彼ら国際銀行家たちは、毎年何億ドルもの利息を支払わされていることに私たち預金者が文句を言い出さないかと戦々恐々としているのだ。

この利息は、彼らが無から生み出し、私たちの税金で保証された金から生じている(この独占を1913年に詐欺的方法で実現したのが、大半が外国の民間銀行で構成される民間カルテル 「連邦準備制度理事会」だ)。

銀行家たちは、私たちが「自分でも同じことができる」と言い出すのではないかと恐れている。

政府がさらに踏み込んだ対応をして、何兆ドルにも達する見せかけの「債務」を「履行しない」と言い出すのではないかと恐れている。

支配権を失うのではないかと恐れているのだ。夜も眠れないでいる。 そこで安眠できるように、彼らは対策を講じた。

彼らの行動は、私たちが暮らす世界について理解する手助けとなる。銀行家にとって安全であっても、他のすべての人々にとっては危険で不可解な状況となるのはなぜか?

まず、通貨製造機関を所有する人々の周りにはたくさんの仲間がいる。

銀行家は、石油、化学製品、薬品、運輸、メディアといった業界をお仲間たちが独占できるよう計らい、膨大な利益を得てきた。

容易に想像できると思うが、これらの人々は非常に親密なネットワークを構成している。 弁護士、ジャーナリスト、知識人たちは、みな競って恩恵にあずかろうとする。

この究極カルテルに奉仕することが「社会的成功」とみなされるわけだ。

銀行家たちの最初の行動は、政治家の買収だ。そして次は主要メディアを買収し、政治家たちが自ら決断を下し、国民の利益のために働いているとの ″幻想″を広める。

三番目は、国民の思考を幼少期から止めてしまうために教育システムを掌握することだ。

その後は政府とメディアを利用して、宗教、愛国心や郷土愛、家族のイメージを傷つけ、彼らが望むことを私たちも望んでいると思い込ませようとする。

こうした価値観は一切議論されず、投票で決まることもない。どこからともなく出現し、国民の意思であるかのように存在するのだ。

私たちは世俗主義と政教分離を「求めている」。

人々が、何世紀もの間キリスト教会とキリスト教の価値とうまくやってきたにもかかわらず、銀行家たちは、自分たちの方針の妨げとなるかもしれない精神的基準を一掃しようとしているのだ。

私たちは、世界政府(「グローバリゼーション」)を「求めている」。

銀行家たちは自分たちの事業を合理化し、権力を強化するために、国民国家、自由、民主主義を消滅させなければならない。

国連、EU、IMF (国際通貨基金)、世界銀行 実態は高利貸し兼取り立て屋が法律を作るようになる。

私たちは多様性を「求めている」。

国家は、国民的アイデンティティーや伝統を守ってはいけない。2007年のクリスマス、私の地元の州知事はクリスマスツリーを「多文化ツリー」と呼ぶよう議会に提案した。

多様性とは、ヨーロッパのキリスト教文化以外のあらゆる文化を尊重することのようだ。

どの国家も、マーブルチョコのように同じような姿をしていなければならないのだ誰も、銀行家に抗(あらが)えない。

私たちはフェミニズムを「求めている」。

フェミニズムは女性の平等な権利のふりをしているが、実際はレズビアンを普及させる動きである。

女性が社会的キャリアを求めるようになれば、夫を探す重要性が低くなる。出生率は下がり、子供を産まない女性も増える。そして、数少ない子供たちは公立保育所で育てられる。

「女性」や「ゲイ」の権利という大義に騙され、私たちは中性的で同性愛者のような行動するように再構築されている。

彼ら彼女らは通常結婚もせず、家庭も持たない。男女の心理的、生物学的違いは固定化されたものではない。

しかし直近の国連「女性差別撤廃委員会(CEDAW)」(米上院外交委員会が提案)で調印した国々は、「男女の社会的及び文化的な行動様式を修正するための適切な万策」(第五条)を講じなければならない。

この手の共産主義的社会工学は、異性愛者に対する迫害でしかない。人類の自然な発展を妨げようとする動きなのだ。

その間に出生率は半減し、離婚率は倍増した。 高給取りの弁護士軍団、ソーシャル・ワーカー、精神科医、高級官僚が「犠牲者」を取り扱う。

彼らのような利己的な職業人たちが、銀行家の政治的支持基盤を構成している。

家族も、宗教的アイデンティティーも、民族的アイデンティティーも失い成長を妨げられ、愛に飢え、セックス中毒にされた人間を操るのはたやすい

(彼らは何にでも結びつく。家族を求めているからだ)。それでも銀行家たちは、反抗に備えてスケープゴートを用意している。

「テロリズム」だ。彼らはテロリズムとの戦いを口実に、巨大な保安機構を正当化している。

米国土安全保障省(DHS)は、私たちアメリカ国民を支配するためにある。なぜこのような機関が必要なのか。

アメリカは何兆ドルもの「借金」を抱えており、銀行家たちはこの金を私たち国民に支払わせようとしているのだ。近い将来、彼らは私たちの銃を取り上げるだろう。

そのとき抵抗しても、ジョージ・オーウェル式の警察国家がすでに成立しているはずだ。だがまずは、イスラム教徒を征服し、略奪するのが先決だ。

アメリカを独立国家とみなすのは馬鹿げている。アメリカの政治家は1913年にこの国の主権を質に入れてしまった。

それ以来、アメリカ軍の兵士たちは国際銀行家たちの政治ゴロでしかなくなってしまった。

アメリカは超大国ではなく 「超使い走り国家」

アメリカの納税者と兵士たちが、第一次世界大戦を可能にした。

第一次世界大戦は、「連邦準備制度」が創設されてからちょうど半年後に勃発している。

連邦準備制度の目的は、借金を増やし、ヨーロッパの大国を無力化し、一世代をまるごと虐殺し、銀行家が長年あたためてきた二つの計画を実現することだった。

その計画とは、共産主義(ロシア)、シオニズム (パレスチナ)だ。 戦争が終わると、銀行家の世界政府 国際連盟(別名「平和強制連盟」)が創設された。

しかし第二次世界大戦では、アメリカは最初は参戦せず、西洋文明を救おうとしなかった。 イギリスは二年以上もの間、単独でドイツと戦わなければならなかった。

アメリカが参戦したのは、ヒトラーがロシアを攻撃した半年後だ。目的は、共産主義を守るためである! 〔この件に関してはA・K・チェスタトン (『不満な新貴族たち(The new Unhappy Lords)』1969年)の意見を参考にしている〕。 同じ理由で、ソ連は戦後50億ドルの貸与を受けた。

戦後の混乱が落ち着いてくると、ナチスに代わって共産主義者が東欧を虐げるようになった。

旧ソ連の工作員でありアメリカの外交官であったアルジャー・ヒスとハリー・ホプキンスが、ロックフエラーが寄付した土地に国際連合を創設した。

国連は、初期の段階でイスラエル建国を決議している。

ベン・ヘクトは『世紀の子供(A Child of the Century)』のなかで、「二〇世紀は第二次世界大戦によって膝元から切り取られてしまった」と述べている。

1942年に自殺したシユテファン.ツヴアイクは、遺著『昨日の世界』のなかで西洋文明の崩壊を同様に嘆いている。

地球は乗っ取られたのだ。私たちの指導者たちは詐欺師、日和見主義者、裏切り者、あるいはそのすべてだ。

私たちが知る現代史の大半は捏造だ。私たちの社会的、文化的生活は道徳的に侵害されている。

マスコミ、教育、あるいは政府が宣伝するものはすべて疑わしい。 現在起きている状況は、道徳的株序、すなわち神を否定した結果である。

私たちの子供たちはこのような世の中を受け継ぐ。安全な世の中……、しかしそれは、国際銀行家のみが安泰に暮らせる世界だ。

銀行家たちは私たちに隷従を求めている

最近の出来事は、まるで画像を立体視する「マジック・アイ」のようだ。長い間眺めていないと何が描かれているのかわからない。

しかし求めているものがわかっていれば、画像はすぐに浮かび上がってくる。

信じられないような奇妙な話だが、中央銀行制度を通じて、悪魔崇拝(カバラ)の秘密組織がこの世界を支配している。

彼らは「テロとの戦い」「グローバリゼーション」というまやかしを通じて圧制を敷こうとしている。

すべての戦争は、人類を虐殺し迫害するための手段であり、イングランド銀行を拠点とする彼らの富と権力を増幅させるための方策だった。

この不愉快な真実を裏づけるもう一つの事実は、背筋を凍らせるような内容の手紙だ。

この手紙は数年前にインターネット上で公開されたもので、内容を読むと、私たちが民主主義の恩恵にあずかる自由な市民であるとの幻想を打ち砕いてくれる。

手紙の差出人である「あなたがたの友人である世界主義者グローバリスト」は、世界中の市民に「あなたがたは我々の所有物」であり、「自分たちのためにも」服従を受け入れなければならないと警告している。

「我々が押しとどめられる時代はとうに去った」と述べる語り口はまるでジョージ・オーウェルの「ビッグ・プラザー」のようだ。

「我々は地球と地上の金融を完全に支配している。マスコミの主要なプロパガンダに関しても同じだ。いかなる国家も権力も、我々を打ち負かすことはできない。

我々はアメリカやヨーロッパの軍隊をいつどこにでも、いかなる目的でも派兵することができる。

あなたがたは従順に我々の計画に従うだけだ。これ以上の事実が必要だろうか? これだけでも、我々た従ったほうが賢明だと理解するのに十分だろう」

このような資料が、世間の常識とは一致しないため、読者に不愉快な印象を与えるのは承知だ。 それは、マスコミが提供する現実のイメージとはほど遠いからだと指摘しておく。

六ページにおよぶ手紙は、1999年秋にしたためられているが、広く周知されなかった。

ここでは要約して紹介するが、全文をインターネット上で読むことを強くお勧めする(Letter from Your Globalist Friendで検索)。

手紙は捏造されたものである可能性はあるものの、私は今の現実を表わしていると判断している。

多くの陰謀理論研究者たちが独自に発見した内容と一致しており、しかも研究者たちでは実現しえない鮮明さと洞察力がある。

素性を明かさない 「グローバリストからの手紙」

それでは、「あなたがたの友人である世界主義者グローバリストからの手紙」をご紹介しよう。

私たちの友人である世界主義者は、政治的現実をまずは解説する。 私たちが「現在出現しっつある新秩序のなかでどのように行動するべきか」 を理解させるためだ。

彼は『シオン長老の議定書』の執筆者のように、世界を密かに支配する秘密の権力を代表していると豪語する。

「我々はすべてを掌握している。しかし誰も、我々の攻撃に気づかない。この見えざる手は実に巧みに考案されている。また、史上これほどの大規模で行なわれた計画はない。

我々は世界を支配している。しかし人々は、誰が自分たちを支配しているのかも知らないのだ。本当に素晴らしいことだと思う。

我々はマスコミを通じて、あなたがたにしてもらいたいことを伝える。するとたちまち、我々の小さな召使いたちは命令に従うのだ」

差出人は素性を明かさない。しかし次の記述から、中央銀行家であるのは明らかだ。

「我々は、あなたがたの金であなたがたを縛りつけている。なぜなら、我々はすべての通貨を支配しているからだ」

先にも述べたように、中央銀行カルテルは新世界株序の原動力だ。私たちの先祖は政府の信用に基づく通貨を発行する権利を異国の個人的利益集団に与え、西洋文明の破滅を招いた。

当然この個人的利益集団は、金のカであらゆる物と人を支配し、現在はその支配を制度化して世界中に押しっけようとしている。

我らが友人、世界主義者はこのように述べる。

「我々の王国は金の王国だ。我々は紙幣という名の紙切れ、あるいはコンピューター上の数字をあなたたちに与えた。この『金』は我々が金であると言う以外、何の裏づけも証明もない。我々はこの金を無から創り出し、発行し、融資し、価値を与え、その価値を失わせる。金に関わるすべての事柄は、我々の手中にある」

我らが友人はこのほかにも、銀行家たちが私たちと共存関係にあると明かしている。私たちが銀行から借金することで、利益を生み出しているのだ。

「我々は、あなたがたをシステムのなかにとどめておきたい。あなたがたが家を買うと、我々はその不動産税を好きな目的に使えるだけでなく、住宅ローンの金利で莫大な収入を得る。

利息だけで、家が二、三軒買えるはずだ。利息にも税金がかかるため、我々はその利益を別の支配分野に投入する。我々は、あなたたちに自由の身になって欲しくない。

そのために、現在のシステムを作り上げたのだ」

彼が言う支配分野の一つが、教育だ。彼らは私たちの税金を使い、「公立学校で学ぶ子供たちを洗脳する。

我々は、あなたがたの子供たちを、我々が描くシステムのなかでうまく機能するように育てたいのだ。

子供たちは我々が学んで欲しいことだけを学ぶが、その費用を払うのはあなたたちだ」

「あなたたちは我々の所有物だ。我々に服従しない限り、売り買いの権利は与えられない。裁判を起こそうものなら、あなたがたを長期にわたって消耗させ、最後は敗訴させる。

暴力に頼れば、刑務作業という名の強制労働施設に送り込む。あなたたちは日々の生活を送るにあたって、我々の金、娯楽、燃料、公共事業を必要としている。

これらを取り上げられれば、困窮するだろう。こうしてあなたがたは我々の意思に屈するのだ」

政治指導者はいつでも脅迫できる

「あなたがたの友人である世界主義者」は、政治指導者たちについても言及している。

「多くの政治指導者たちが、犯罪者や性的倒錯者のなかから選ばれている。それをタネに脅迫できるからだ」。

クリントン大統領の堕落を暴露したことは、「若者たちの道徳的習慣を低下させるのに非常に役立った」

我らが友人は、クリントン大統領に対する弾劾の試みを嘲笑う。

「彼〔クリントン〕は我々にとって役に立つ。そのため、我々にとって用済みになるまでは絶対に罷免されない。我々が指導者の座に据えた人間は、我々が別の人間に替えると決めるまでその地位にとどまる。

変更の時期が来ると、我々は用意した指導者をあなたたちの前に登場させ、あなたがたは我々の思惑どおりに投票する。

このように我々は無意味な選挙を提供し、あなたたちは自分たちが選んだ大統領がホワイトハウスにいると信じている」

我らが友人は、彼らの命令に背いたサダム・フセインとスロボダン・ミロシエヴイツチを例に挙げる。

「我々の目的に沿った行動をし、言うとおりにしなければ栄光はない。さもなければ、彼らのような悲劇的な結果が待っている。

あなたがたには、彼らのような運命をたどつて欲しくない」

フセインらほどの大物ではない場合、より抑圧的な法律で締めつける。反抗者を裁判を通じて拘束することもできる。

ちなみに、彼らは裁判所も掌握している。デヴイツド・コレシユ(カルト教団の指導者。FBIとの銃撃戦で死亡)にしたように、信用を失わせて破滅させることもできる。

リベラルと保守は「我々の同意のもとで行動しているが、真の問題を提議してはならない。

あらゆるレベルで議論を巻き起こすこ.とで、みな何をすればよいのかわからなくなる。この混乱に乗じて、我々は誰に邪魔されることなく目的を達成するのだ」

マスコミは大衆の思考をセックスと暴力で満たし、人々を無分別な戦いに導く。

そして、「本当に重要な問題を解決する品格と知力を失わせる。こうして重要事項は完全に我々の手に委ねられる」

中国とロシアは脅威ではないと「世界主義者」は語る。

「我々は中国もロシアも恐れていない。なぜなら、すでに両国の制度を完全に掌握しているからだ。

中国は、我々が著名一つでアメリカ国内の中国企業をいくらでも活動停止にし、すべての資本を凍結できると理解している」

私たちはいつになつたら目覚めるのか

社会が啓蒙と進歩の時代にあると私たちは教えられた。しかしこれは策略だ。 実際には、原始的な捕食性の野獣が過去からよみがえり、人類をとらえようとしているのだ。

遅かれ早かれ、私たちは人類に対する邪悪な陰謀が目の前で繰り広げられていることに気づくだろう。

サタンの弟子たちが、彼らの邪悪な神に捧げる世界規模の体制を築いていると理解して初めて、人類に起きている出来事が見えてくる。

あまりにも突飛すぎて、信じられない話だというのはわかっている。 しかし彼らは、まさにこの反応を狙っているのだ。

『あなたがたの友人である世界主義者からの手紙』は、「ハロルド・ローゼンタルのインタビュー」 「ハウス・レポート」 「スヴアリによる暴露」 「ソ連洗脳術」 「静かなる戦争のための静かなる兵器」「アイアンマウンテン・レポート」「赤いシンフォニー」「シオン長老の議定書」といった、見えざる政府に関する主要な暴露文献とも一致する。

私たちは、幻想の幸福感を生きている。残念なことに、人々は甘い誘惑を取り上げられない限り目を覚まさないだろう。しかしそのときはすでに手遅れだ。