6.高千穂峰

高千穂峰

1996年の夏の終わり頃

鹿児島に来て初めて登った山で以降あちこち登り始めたきっかけになりました。

霧島高原を走っていて高千穂河原に車を止めたときに、見上げたお鉢火山の斜面を 人がアリのように登っていたのに感動して

初めて登ったものです。

高千穂のイメージは下の絵のようで急な登りですが半日のあれば山でゆっくり休んで景色を堪能出来ますし、運が良ければ麓の樹林帯では

自然の鹿の親子にも会えます。

下は初めの頃の写真です。

河 原から歩き始め 鳥居をくぐると高千穂神社に出ます、昔はお鉢火山と峰との間に有ったようですが噴火で焼かれてここに移築したと言います。

次に石畳をま だ低い木が茂っている所(この辺りで鹿の親子に出くわしました)迄登ると中岳が見え さらに砂と火山礫の急坂を滑らないように気を付けて登るとお鉢火山の縁へ到着、縁の先には頂上が見えます。

お 鉢の縁は中側が火口に向かって外側が山の斜面の間の狭い幅しか有りません、風が吹いたりしたときなど落ちるかと怖くてつい這って歩きたくなります。

それ でも我慢して縁を越えて馬の背と云われる高千穂峰との昔の神社が有った鞍部を越え また滑りやすい急坂を越えると火山岩の岩場になりそれを越えると傾斜が 緩くな頂上です。

頂上には坂本龍馬が日本で初めてという新婚旅行で 引き抜いたという坂矛が祭ってあります。

それからへばりつくように山小屋があり当然高いですが一寸した物が買えます。

頂上からの展望は360度開けていて、霧島火山群から大隅半島の山やまや、桜島、薩摩半島の山まで素晴らしい展望です。

今回は10年前のデジカメ800*640で6枚取りの写真です、フィルムからスキャンした写真も準備できたらアップします。