泰山

中華人民共和国山東省に位置する標高約1,545mの山。道教の聖地として知られる。

始皇帝以来、歴代の皇帝たちは霊山と崇められてきた泰山への参詣をおこなっていた。泰山のふもとには、歴代の皇帝たちが儀礼(封禅)をおこなった岱廟がある。また、泰山には東岳大帝が祀られており、死後魂は泰山に帰るとの信仰もあつい。東岳大帝は、泰山府君とも称される中国古来の神であるが、仏教の閻魔大王と習合し、人間の寿命を司り、死者の生前の行為の善悪を裁く神として信仰されるようになった。 民衆の信仰や道教、仏教などの諸要素が複雑に絡み合いながら、泰山をめぐる多様な信仰世界は形成されているといえる。さらに、多くの文人墨客の作品の題材になるなど、泰山の存在が中国の宗教、文化伝統に対して与えた影響は大きい。

参考文献リスト

泰山

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岱廟

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