ペルガモン博物館

◆ギリシャ・ローマ美術

・ペルガモンのゼウス大祭壇 →画像 (外部リンク Google Cultural Instituteへ。以下同)

紀元前180年頃、ガリア人との戦いでの勝利を記念し、ペルガモンの守護神アテナとギリシャの主神ゼウスへの感謝を捧げるために建造された。館内には、西・東祭壇の全体、南・北祭壇の半分程度が再現されている。

・ペルガモンの神殿 東祭壇 →画像

ペルガモンの守護神アテナ(中央)が巨人と戦い、勝利の女神ニケ(空中)がアテナの勝利を祝し、大地の神ガイア(地中)が巨人の命乞いをする姿が描かれる。

・ユノー神殿「巫女カルティニアの廟」 →画像

・オルフェウスのモザイク →画像

・グリフォン →画像

・嵐の神 →画像

◆古代オリエント

≪バビロニア≫

・イシュタル門 →画像

紀元前7世紀頃、ネブカドネザル王によって建造された王宮の正門。愛と戦争の女神イシュタル(イナンナ)にささげられた。

・イシュタル門から行進する獅子 →画像

獅子は女神イシュタル(イナンナ)を象徴している。

・封土授与認証碑 →画像

バビロン王が臣下に封土を授与したことを記す碑。上部には、これを証明し、違約者を呪う神々のシンボルが描かれている。

≪アッシリア≫

・トゥクルティ・ニヌルタの祭壇 →画像

アッシリア王が礼拝する姿を表している。右側に描かれている一筋の光はヌスク神を象徴的に表現したもので、王が礼拝する姿を通じて、間接的に神を表現するのは当時の一般的な表現技法と考えられる。

・ニムルド北西宮殿出土のレリーフ →画像

アッシリア王アッシュールナツィルパル2世が弓矢を掲げ、神に礼拝している姿が描かれる。

≪シュメール≫

・イナンナ神殿のファサード →画像

◆イスラム美術

・「ヤツガシラの形をしたカリグラフィー」 →画像

bismillah ar-rahman ar-rahimと書かれている(「恵み深く、最も憐れみ深い神の名において」の意)

・クルアーンボックス →画像

・クルアーン台 →画像

・彩飾をほどこされたクルアーン →画像

・クルアーンの冒頭ページ →画像

・アレッポの部屋 →画像

木製の壁面装飾。キリスト教徒の商人が多く住む地区にあったもので、聖書の詩編やイサクの犠牲、サロメの踊り、幼児キリストを抱く聖母、最後の晩餐などが描かれる一方、ペルシャの恋愛詩「ライラとマジュヌーン」の場面も描かれるなど、ペルシャ絵画の影響も強い。

・カシャーンのメイダーン・モスクのミフラーブ →画像

イランのカシャーンで盛んに製作されたラスター彩の陶器でできた壁龕ミフラーブ(モスクにおいて、メッカの方角を示すくぼみ)。

・ムシャッター宮殿のファサード →画像

ヨルダンのアンマン近郊で1840年に発掘された遺跡。ウマイヤ朝(661~750年)の時代にシリア、ヨルダンに多数建築された冬宮(=ムシャッター)の1つ。