エジソンは,日本の竹を乾留したものをフィラメントとして用いました。現在の白熱電球はタングステンという金属を用いています。電球メーカーのホームページには,100 Wの白熱電球フィラメントは2,800 Kと高い温度であることが書かれています。
エジソンの使ったフィラメントは竹でつくった「炭」です。炭というと燃料という印象があります。でも,炭素の一種のグラファイトは耐熱材料とて使われています。酸素が無い状態で使用する電気炉の材料やガラスなどの成型のための型などとして使われます。
関連動画: 「 火を使ったあかりから白熱電球まで」(9分13秒)
関連サイト: 「第6回 あかりと熱源の歴史とエネルギー」