明かりに対する私の夢があります。壁自身が発光材料や表示材料になるとともに昼間は太陽光発電をするというものです。家の中の壁,家の外の壁が発光することによって,照明になります。単に発光するだけではありません。壁自体が表示装置になるのです。壁掛けテレビならぬ「壁テレビ」の実現です。その日の気分に応じて,心を癒す景色をその日の気分に応じて壁に表示することもできます。さらに,光を発するだけではなく,発光しない部分では発電をさせることもできるのです。昼間,外壁が太陽光発電器になるのはもちろんですが,部屋の中で発光していない部分から光のエネルギーを回収して少しでもエネルギーを節約することができるのです。このようなことが実現するには,ものすごく長い時間がかかると思います。50年やそこらでは,実現不可能かもしれません。でも,将来的には実現するのではないかと思っています。
関連動画: 「蛍光灯とLED」(11分59秒)
関連サイト: 「第7回 原子から出る光」