エネルギーの消費無しに動くものがあれば,これほどいいことはありません。例えば,ガソリンなどの燃料なしで動く自動車ができたらどんなによいことでしょう。しかし,そのようなものはできません。エネルキー保存則に反するからです。このようにエネルギー保存則に反する機関を「第一種永久機関」といいます。図53.1は,永久機関の例です。ものすごくたくさんの永久機関が考えられましたが,どれも成功しませんでした。自然法則に反するからです。
関連動画: 「 熱とエネルギー保存則」(4分39秒)
関連サイト: 「第2回 熱と仕事とエネルギー」