日本のことを古くは四季島(敷島)とよんでいました。日本は,はっきりした四季があります。(ちなみに敷島は崇神天皇(神武天皇と同じく「ハツクニシラススメラミコト」)の都である磯城(しき)にちなみます)古来,日本人は春夏秋冬,自然の恵みをうけ,美しい自然の変化を愛でて暮らしてきました。和歌の多くは,季節の情景を詠み,言葉の絵画である「俳句」には必ず季節を表す「季語」が必要となっています。四季は,暑さ,寒さと共存することでもあります。