http://www.fnnews.com/images/fnnews/2010/04/14/0921956146_0.jpg
独島(ドクト、日本名:竹島)と鬱陵島(ウルルンド)を明確に朝鮮の土地と表示した日本の過去の
地図が公開された。
独島愛市民文化フォーラム、ホ・ジョンファ代表(国立慶尚(キョンサン)大食品工学名誉教授)は14
日、1894年に製作された「日本朝鮮支那三国地図」を公開して「独島が大韓民国領土であること
は日本が製作して使った地図で見る時、歴史的に明らかだが日本総理まで立ち上がって独島が
日本領土だと主張するのは妄言」と指摘した。
ホ代表は「朝鮮、日本、中国三カ国を描いたこの地図には対馬など日本本土はピンク色で、独島
と鬱陵島は朝鮮と同じように淡い緑色で各々表示されている」としながら「これは当時、日本人た
ちが独島と鬱陵島を朝鮮の土地と認識していたもの」と強調した。
カラーのこの地図は1894年10月15日大阪平民社が発行したもので横64センチ、縦46センチ
の大きさや日本人によって製作されて日本人が使った地図という点で注目される。
特に日本はこれまで独島を「竹島」と表記し、竹島が独島と主張してきたが、この地図では独島は
「松島」で、鬱陵島が「竹島(チュクト)」と表記されていて目を引く。
そればかりか国の境界線を現わす国境の場合、対馬の上に描かれた国境を延長すれば独島が
日本領土に含まれるのではなく朝鮮領土に属して国境は正確に独島と隠岐の島の中間を通って
いるとホ代表は説明した。
ホ代表は「日本人たちは暇さえあれば独島を自分たちの領土と主張するが、日本人たちが製作し
て日本人が使った地図が独島を明確に朝鮮の領土に属するということを証明している」としながら
「日本国民の70%以上が独島が韓国領土であることを認識するまで、市民運動次元で知らせてい
くだろう」と話した。
ノ・ジョンヨン記者
ソース:ファイナンシャルニュース(韓国語) 日古地図「独島は朝鮮の地」
http://www.fnnews.com/view?ra=Sent1201m_View&corp=fnnews&arcid=0921956146&cDateYear=
2010&cDateMonth=04&cDateDay=14
では、これも、実際に地図を見ながら保坂氏の言っていることが嘘であることを説明していきます。
江戸時代の竹島は鬱陵島、松島はリアンコールド岩つまり現在の竹島を指しますが、江戸後期から明治にかけては、これが竹島は存在しないアルゴノート島、松島は本来の鬱陵島であるダーシュレ島を指します。
以前にも同じような方法をとりましたが、今回も同様の方法でその記載位置を検証してみます。
1863年の英国海軍海図とGoogle Earthをもとに、今回の報道に出てきた「1894年に製作された「日本朝鮮支那三国地図」に書かれた竹島松島がどの島であるのか、検証してみます。
まずこちらで、日本海に書かれている竹島アルゴノート、松島ダーシュレ島(本来の鬱陵島)llリアンコールド岩(現在の竹島)の位置を確認してください。
http://www16.tok2.com/home/otakeshimaoxdokdox/Japan.Argon...
1コマ目が2347号の原本
2コマ目が輪郭だけを表示させたもの。
3コマ目が、グーグルアースの輪郭を重ねたもの
です。
この、1863年の英国海軍海図2347号に今回の報道の地図をプロットしたものがこちらです。
http://www16.tok2.com/home/otakeshimaoxdokdox/TakeArgnaut...
この地図を見ていただければわかりますが、竹島と記載されている島は東経129度付近のアルゴノート島、松島と記載されている島は、東経130度付近にある島つまり鬱陵島です。
当時、現在の竹島は、Liancourt Rocksとして記載されています。しかしながら、この地図には、Liancourt Rocksである現在の竹島の記載はありません。
しかしながら、保坂教授は、韓国人のための歴史修正主義プロパガンダのために、またも虚偽の説明をしてしまったわけです。
ホ代表は「朝鮮、日本、中国三カ国を描いたこの地図には対馬など日本本土はピンク色で、独島と鬱陵島は朝鮮と同じように淡い緑色で各々表示されている」としながら「これは当時、日本人たちが独島と鬱陵島を朝鮮の土地と認識していたもの」と強調した。
とホ代表は主張していますが、地図を検証すればわかるとおり、竹島アルゴノート島と、松島鬱陵島です。現在の竹島を記載したものではありません。
「カラーのこの地図は1894年10月15日大阪平民社が発行したもので横64センチ、縦46センチの大きさや日本人によって製作されて日本人が使った地図という点で注目される。」
*まあ、地図はあまり領有権を示すものにはなりません。これ、解りやすく言えば、例えば、私が落書き程度に書いた精密な地図の朝鮮を日本の色と同様に着色し、それが5000年後発見されても領有権を示すものではないことがわかりやすいのではないでしょうか。
「特に日本はこれまで独島を「竹島」と表記し、竹島が独島と主張してきたが、この地図では独島は「松島」で、鬱陵島が「竹島(チュクト)」と表記されていて目を引く。 」
*竹島アルゴノート島の話を知らないのか、いい加減なことを書いております。先に述べたとおり、アルゴノート島と松島ダーシュレ島が書かれた地図です。
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大日本帝国政府関係の地図では主に、1880年の天城の松島(鬱陵島)調査以降、一部の例外を除いて、この存在しない竹島アルゴノートは官製の地図からは 消えますが、しかしながら、民間の地図ではそれ以前の地図を複写したりなどしているため、アルゴノート島は結構残っております。
これと似たようなケースが、ガンジス島こと中の鳥島なのですが、この島はなんと、終戦近くまでその存在が信じられておりました。
(詳しくは幻想航海記http://homepage3.nifty.com/boumurou/island/01/ganges.html
また、大韓ニダの助氏のサイトhttp://ameblo.jp/nidanosuke/entry-10053157393.html
ををごらんください
この地図にはつまり、現在の竹島であるリアンコールド岩は記載されていないのです。
しかしながら、おそらくは意図的なのだと思いますが、このようにいい加減なプロパガンダを繰り返すことによって、何も知らない人たちを印象操作するには十分な効果なのです。