第96回 創立110周年記念募金

「新型コロナウイルス感染拡大による

学生支援事業」を追加

【小樽商科大学ホームページ】

令和2年6月5日(金)、本学事務棟2階会議室にて、「新型コロナウイルス対策緊急給付型奨学金」に係る寄附金贈呈式が開催されました。

「新型コロナウイルス対策緊急給付型奨学金」は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、学資負担者の収入減少や、アルバイト先が休業するなどの理由で収入が激減し、学業の継続に支障をきたしている学生に対する経済支援策として、1名あたり3万円を給付する本学独自の給付型奨学金制度です。

本学の財政状況は大変厳しく、自己財源だけではこの支援策を講ずることは困難でしたが、本学同窓会組織である「緑丘会」及び「小樽商科大学後援会」の強力なバックアップにより、本学に対して1,500万円の寄附をいただいたことにより早期の支援に至ったものです。

当日は、小樽商科大学同窓会「緑丘会」及び「小樽商科大学後援会」の島崎 憲明理事長より「学生にできる限り早く給付金を支払えるよう、大学への支援を早急に決めた。同窓生として、お金だけではなく、教育的な支援も含め、物心両面で大学を支援していきたい」と挨拶があり、穴沢学長に目録が手渡されました。

穴沢学長は「緑丘会の支援のおかげで、想定より早く学生の手元に奨学金を届けられる見込みであり、大変ありがたい。」と感謝の意を述べ、島崎理事長に感謝状を手渡しました。


【緑丘会ホームページ】

緑丘会の対応と母校110周年記念募金の見直について

緑丘会は、理事会の承認を得て、学長からの正式 要請があった1,500万円を大学の就学支援基金に拠出し、大学からの学生支援財源の一部に充てます。1,500万円の支払財源は、母校110周年記念募金ですでに寄付いただいた5,700万円から支払いいたします。

今回の学生支援のために拠出する1,500万円につきましては、110周年記念募金の上記3つの支援事業に「④新型コロナウイルス感染拡大による学生支援事業」を追加し、募金総額を当初の1億円から1億1,500万円に増額して寄付をお願いしたいと存じます。

皆様におかれましては、現役学生諸君の過酷な状況をご理解いただき、格別のご理解とご支援の程重ねてお願い申し上げる次第です。また、既にご寄付をいただいた方におかれましても、誠に恐縮ながら追加の寄付をご検討いただければ幸いでございます。