第55回 北大対面式 オヤジ達の夜間行軍 従軍記

派遣従軍記者:小笠原一雄(仙台緑丘会副会長)

またもや、やって来た“オヤジ達の夜間行軍” の季節が・・・・

小樽商大の応援団再建とともに北大―商大応援団対面式も復活した。これを祝って、小樽―札幌間40kmを歩き通すことを始めたオヤジ達がいる。

2015年の今年は小樽で対面式があるので、札幌は北大正門前からの出発。とにかく、もののはずみで行動してしまうオヤジ達であるから、いい加減この上ない。

まずは、土橋の靴底が出発前に剥がれた。慣れた靴で歩こうとしたものだが、「出発前に調べてこい!」だ。急遽、北大OBの参加者からひもをもらって応急手当。

16時に出発して、途中休憩を取りながら中間地点の銭函についたのが21時過ぎ。仙台緑丘会福田事務局長から民宿に届けられた仙台かまぼこをつまみにちょいと1杯。例年、ここで飲み過ぎグダグダになるらしいが、今年は年取ったのか自制したようだ。(記者はくたくたで先におネム。)

翌朝、4時過ぎ起床。5時出発、みんなオヤジなので朝早いのはそれほど苦ではない。(ただ疲れているだけ)

あと10kmほどだろうか海を眺めながら歩いていると、やがて小樽の街が見えてくる。電車から見る景色とは違い、車の中からみる景色とも違う。これが、大人のいや、オヤジ達に似つかわしい景色なのだ。

一同頑張って歩き通し、小樽駅に到着したのが9時丁度。まさに、商大応援団参謀が宿敵北大応援団の到着を待ち受けているその時だった。

昨年の大通り公園での対面式は、敵地にもかかわらず商大のストームの前に北大はなす術もなかった。これに懲りたか、OBの檄が飛んだか、参謀同士のののしりあいが終わると恵迪寮生中心のストームが始まった。

元気なのはいいが、三角市場前を赤ふんで汚すのはやめてもらいたい。

オヤジ達は行軍の疲れもなにするものぞ、さんざん野次を飛ばした後、駅の売店で缶ビールを購入。うまそうに飲みながら、対面式の会場であるサンモール商店街に向かったのであった。

仙台緑丘会からの派遣従軍記者である私は還暦を過ぎているので、無理せず途中でリタイヤしようと思っていた。しかしながら、出村の父上(80歳)も一緒に行軍したので、「疲れた。」さえも言えなくなってしまった。

“無意味”な行軍にも“意味”がある。かのソクラテスの名言“無知の知”に匹敵する“無意味の意味”であった。ああ、疲れた・・・・

<写真提供:仮屋さん、海野さん、いまも現役学生の八十島さん、いいね北大さん、そして小笠原>