第103回 仙台試験場プロジェクト

2022年前期日程二次試験終了

2022年2月は、新型コロナウィルス・オミクロン株の猛威、北京冬季五輪の開催、ロシアのウクライナ侵攻、世界各国の急激な金利・物価上昇、札幌圏の大豪雪・交通マヒなど、後世への記録に残る出来事が相次ぎました。

このような中、さる2月25日(金)、小樽商科大学仙台試験場で前期日程二次試験が実施されました。オミクロン株の影響で昨年より受験者は少し減少したようです。仙台地区からは、泉区の高校などから受験。昨秋の高校訪問の成果があったと思います。


試験監督担当の商大教職員6名の方々は、札幌・小樽の豪雪・交通障害の影響で、仙台まで10時間かけて苦労されて到着されたとのこと。本来であれば、教職員の皆さん全員と、親しく懇親を深めたいところです。でも今年は、コロナ禍を考慮して懇親会を中止。仙台緑丘会から気持ちばかりのお弁当を差し入れさせて頂きました。


試験終了後の夜、来仙された江頭進副学長と当会幹事(橋本、及川、小笠原、尾形)が情報交換の機会を持ちました。


江頭副学長によると、ことしは商大会場も受験生は減少したそうですが、通常年の変動範囲だそうです。ただ、東大での傷害事件、不正行為、オミクロン株、そして記録的な豪雪と、試験運営は例年以上に大変だったようです。


商大の近況をお聞きすると、学内サークル活動はコロナの影響でほとんどが停止状態。新しい部員を勧誘すべき上級生が、サークル活動の経験を積んでおらず、新入生の勧誘すらできないとのこと。


また、小樽高商設立以来、戦時中でも途絶えなかった卒業アルバム(あったんですね!!)が、コロナの影響で初めて編集できなくなったようです。「商大の記録を伝える意味でアルバムが編集できないのは大きな痛手」と江頭副学長は語っておられました。三大学統合問題も、実務面での協議がいろいろ進められているとのことでした。


仙台試験場受験生の合格、そして教職員皆さんとの来年の再会を心から願っております。