年次総会 平30年6月
橋本新会長が就任、和田学長の講演開催
全国の緑丘会支部で初の平成卒・女性の支部長が誕生
仙台緑丘会は6月1日(金)、平成30年度総会を仙台市内で開催、及川秀行会長が勇退し新会長に橋本典代氏(平3卒)が就任しました。
及川会長は、10年間にわたり当会の舵取りを担われ、当会行事の飛躍的な充実ぶりと全国の緑丘同窓生との交流を実現するなど、当会の活性化に大きく貢献されました。
新会長に就任した橋本氏は、全国の緑丘会支部で初の平成卒・女性支部長となります。橋本会長は「仙台で先輩方が築いてきた緑丘会のご縁を大切にして、この会に貢献していきたい」と少し緊張しながらも力強く抱負を語られました。
また、新任の常任幹事に今井祐之氏(平9卒)、横山美智子氏(平23卒)が就任、阿部寛峰氏が退任されました。
小樽商大・帯広畜産大学・北見工大、道内国立単科大学の法人統合
本総会には小樽商大の和田健夫学長が今年も出席いただき、先般公表された小樽商大・帯広畜産大・北見工大の北海道内3国立単科大学法人の統合検討開始について説明をいただきました。
本件の一連の新聞記事を配布いただき、和田学長からは「一つの分野に特化した単科大学は、総合大学にはない存在意義がある。道内の商・農・工の3つの国立単科大学が連携して、経営の効率化とともに、例えばリカレント教育などの分野で社会の支持を得られる特徴を出していきたい」と経営統合の考えを語られました。
今後、4年後の統合に向けて実務レベルの協議が始まりますが、公益社団法人緑丘会の平野事務局長からは、「大学が決定した統合方針に沿って同窓会として支援をしたい」と語られました。
小樽商大・仙台試験会場を仙台駅前に設置
また、和田学長からは、平成30年度に仙台駅前の短大・専門学校に商大試験会場を設置することも表明されました。これまでの青森試験場に代わっての設置です。和田学長は「道内学生が殆どを占めるなか、異文化を取り入れて学生交流をさせることが長期的な視点から見ても大切」と設置理由を語られました。
仙台緑丘会は、大学の要請を受けて、既に今回の試験会場候補地の選定や受験生募集に向けた東北地区高校リストを作成しております。また、緑丘会本部でも同窓会会報をリストアップされた全高校に送付しております。総会では、仙台試験場の運営に全面的に協力することを表明し、必要経費を予算に盛り込みました。
公益社団法人緑丘会・会旗が仙台へ
また、総会に出席された公益社団法人緑丘会の平野事務局長から、新調した緑丘会旗を当会に進呈いただきました。この旗は緑丘会本部が一括で製作し、全国の支部に配布されます。平野事務局長からは、「3年後に商大は設立110年を迎える。橋本新会長のもと、これからも緑丘会に仙台から新風を発信してほしい」と橋本新執行部へエールをいただきました。
懇親会で小樽緑丘の交流を深めました
懇親会では、商大が進めているアクティブラーニングの授業風景、今春の入学式での応援団エール、秋の芋煮会、小樽あんかけ焼きそばなどが動画で紹介され好評を得ました。2時間にわたった総会・懇親会の最後は、全員で校歌を歌い上げて恒例の二次会へ移動。今回も夜遅くまで緑丘交流を楽しみました。