事務局
終戦記念日の平成28年8月15日(月)、母校・小樽商科大学の緑丘戦没者慰霊祭が遺族・同窓生・学生・大学関係者約70名が参列して執り行われ、不戦の誓いをあらたにしました。仙台緑丘会からは尾形副会長が参列いたしました。
正午のサイレンが小樽の港と市街地、そして涼風がわたるこの緑丘の地に響きます。全員で1分間の黙とうをささげ学徒出陣で出征した学生や教職員など347人の戦没者の霊を悼みました。
和田学長と山田札幌支部長が戦没者への慰霊の言葉と不戦の誓いを述べられ、その後参列者が一人ずつ戦没者の名前が刻まれた慰霊搭へ進み白菊を献花したしました。式の最後に校歌を全員で斉唱し、夏の白樺林に歌声が響きわたりました。
終戦から71年がたち参列する遺族も年々減少しておりますが、わが母校のようにキャンパスに戦没者慰霊搭を持ち、慰霊祭を継続している大学は皆無であるとのこと。ことしも仙台緑丘会として参列できましたことを誇りに思います。
式終了後には、現役学生の皆さんと一緒に稲穂町のビストロ小泉さんで直会を兼ねたランチを頂きました。