第16回 小樽帰郷記①

商大応援団との交流篇

    • 母校・小樽商科大学では、平成24年度と平成25年度に「震災と復興」をテーマにした講義を開催し、東日本大震災の復興を担う人材育成に全学をあげて取り組むことになりました。
    • 宮城支部が取材を受けた北海道新聞連載「復興へ商大の絆 被災地宮城のOBたち」(平成23年12月)は、小樽で大きな反響を呼び、母校・商大より本講義への講師派遣の依頼をいただきました。
    • この講義は、北海道新聞にも紹介され、被災地金融機関で震災復興を担当している尾形副支部長(平成元年卒)が担当することになり、さる平成24年4月18日(水)に商大で講義を行いました。
    • 宮城支部メンバー3人は、母校・小樽商科大学での本講義を聴講するため小樽へ帰郷。この機会を活かし現役の商大応援団の皆さん、そして緑丘会札幌支部の皆さんとの交流を深めてきました。
    • 今夜の現役商大応援団との交流会は、寿司屋通りの「大和家」が会場。宮城支部メンバーが商大生だった頃から続く老舗です。いまも元気に営業されておりうれしい限りです。宮城支部の呼びかけに、現役の第96代・第97代・第98代の商大応援団の皆さんが、授業を終えてから坂を下って集まってくれることになりました。この心意気が商大生だと思います。
    • 大和家3階での交流会には、北海道新聞小樽支社の山中いずみ記者(商大卒)も参加してくれました。商大応援団の皆さんとはとても初対面とは思えないほど話が盛り上がります。あっという間に過ぎた一次会。大和家の料理・お酒も大変美味でした。さすが小樽です。現役商大応援団と昔商大生と呼ばれていた卒業生が、世代を超えて記念撮影です。
    • かつて、一橋大学長で元商大の故阿部謹也先生は、名著「北の街にて」において、「ひとたび住んだ人が何処にいこうとも常にあそここそが私の故郷だとおう思いを抱かせる街がある。小樽はそういう街である」と語りました。
    • 今回の現役商大応援団の皆さんとの交流を通じて、宮城支部の参加者は阿部先生と同じ思いを持ち、商大を卒業した誇りを改めて強く持つことができました。今回のご縁を大切にし、商大応援団と宮城支部はフェイスブックでさらに交流を続けます。現役商大生と緑丘卒業生が様々な形で交流を深めることが、母校・小樽商科大学の永続・発展に強く貢献するものと私たち宮城支部は考え、行動してまいります。