早春の蕃山丘陵、初夏の泉ヶ岳篇

早春の蕃山丘陵を行く 平成24年4月21日(土)晴れ (計良 松宏)

毎年恒例である早春の蕃山丘陵散策を今年も実行した。今年は桜も含め仙台の春は遅れ気味なので、例年より1週間遅らせ4月21日に実施した。

案内役、斉藤宏氏の自宅近くの西花園口登山口から入り、咲き乱れるイワウチワ、カタクリ、ショウジョウバカマなどを眺めながらまず蕃山に登った。

西風蕃山に着いてから例年とコースを変え栗生口コースに沿い降り始めた。途中からコースを外れ、道無き谷沿いに急斜面をサルもどきのスタイルで木の枝に捕まったりしながら降りる。

所々カタクリが咲いているのが慰めである。巨大な栗生の岩屋に辿り着く。斉藤氏はこれを見せたかったのであるという。

雨が降ると側の谷を瀧のように水が流れるので雨宿りには向かないが一時しのぎは出来る。更に谷沿いに降り、正常な登山道に出る。

日頃から里山蕃山を自分の庭のようにして歩きなれている斉藤氏らしい道案内であった。

初夏の泉ケ岳(1,172m) 平成24年7月3日(火) 曇り (計良 松宏)

6月の緑丘宮城の総会時に今年第二回の登山日を決めた。浅井氏が今年から毎週火曜日を休みにしたという。 222~23年度は一度も1000m以上の山を歩いていないので久々の本格的山行きである。

一番ポピュラーな水神コースを選ぶ。 一日中霧が晴れなかったが、気温が20℃以下なので汗もそれほどかかず、快適な登りであった。

普通人なら頂上まで2時間前後であるが私たちは年齢相応にプラス1時間休憩時間をとり、3時間かけて頂上に到達した。

丁度、仙台市内の小学校5年生が林間にキャンプを張って集団登頂などを実施する時期でもあった。 数校の生徒達が先生引率の下に元気よく活動していた。私達に対する挨拶も良し。

中腹より上には山ツツジ、蓮華ツツジ、ウラジロヨウラクなどが咲いており、頂上近くになるとベニバナイチャクソウ、ミネウスユキソウ、コメツツジも咲いていた。

デジカメが故障し再生できず、頂上での私達の写真はなし。証拠写真も消えてしまった。このカメラのSDカード数度同じ体験をしているので、その内、突然再生復元できるようになるかも知らない。

なお、次回は、七つ森から遂倉山など2山、8月4日(土)に実行予定。