当会の齊藤宏先輩は、2023年8月30日（水）突然自宅で体調を崩されご逝去されました。満86歳でした。衷心よりお悔やみを申し上げます。

葬儀は９月１日（土）に仙台市内で執り行われました。当会から橋本、小笠原、及川、高田、尾形が参列し、緑丘会旗を先輩に掲げて、最後のお見送りをいたしました。

齊藤先輩は、小樽商大と緑丘会をこよなく愛された方でした。仙台寮歌祭の世話役、登山部の案内役、芋煮会、新年会など当会のほとんどの行事に参加され、いつも快活なお姿と詩吟を披露いただいてきました。

8月上旬のジンギスカン友の会（サッポロビール仙台工場）にも酷暑のなかご参加いただいていました。「俺はね、死ぬまで緑丘会に参加するからね」と元気に約束されたばかりなのに、あまりにも突然の訃報にただ驚き、残念でなりません。

これまでの当会への長年にわたるご貢献に改めて感謝し、衷心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。

【齊藤宏先輩ご経歴】

・仙台市出身。

・宮城県仙台第二高等学校から、小樽商科大学、東北大学に合格する。北の大地・小樽を選び、津軽海峡を渡る。

・小樽商大では玉の井寮で学生生活を送る。ロシア語・松本忠司ゼミに学び、卒業もゼミOB会の幹事を務める。

・卒業後、江崎グリコに勤務。1973年、郷里仙台に戻り、リサイクル問屋業を起業する。緑丘会で仙台寮歌祭の世話役を長年務める。

・ご子息に事業継承後は、リサイクル業で保管した貴重な書籍を元手に、仙台秋保地区で私設図書館「森遊舎」を開設。地域子供たちの集いの場となる。

・「森遊舎」を経営譲渡後、詩吟を始める。自宅町内会の世話役として花壇、蕃山登山道の整備に尽力。仙台緑丘会の登山部案内人として後輩を山野に誘い、詩吟を披露する。

・2023年8月30日永眠。普照吟詠居士。

「一度やると決めたら、出来ることから直ぐに実行する人」（ご子息様の会葬御礼より）