海の見える町 小樽商大
- 小樽商科大学は、国立大学で唯一の商科単科大学であり、明治44年に小樽高等商業学校(官立第五高等商業学校)として開学以来、平成23年で100年周年を迎えました。
- 小樽の街並と石狩湾を眺望する高台にある緑丘キャンパスは、名称・建物こそ替わりましたが、開学以来100年間同じ敷地にあり、幾多の学生が青春を過ごしました。
- 仙台緑丘会の会員、緑丘ゆかりの作家・学者が記した小樽高等商業学校、小樽経済専門学校、小樽商科大学、そして北の港町小樽についてご紹介します。
伊藤整は、「使うべき駒」と題した随想で、小樽高商で学んだことが自身の作家人生にどのような影響を与えたのかを考察しています。
商業系統の学校から中央文壇に登場した彼を支えた小樽高商の教育についてご紹介します。
平成の「蟹工船ブーム」で再び光を受けた小林多喜二は、旧制小樽高等商業学校で学びました。
卒業後、彼は、北海道拓殖銀行小樽支店に勤務し、プロレタリア作家として時代を走りぬけました。
作家の石原慎太郎氏は、幼少期を弟・裕次郎氏と小樽で過ごしました。
『太陽の季節』での文壇デビュを強く推したのは、小樽商大出身の伊藤整でした。石原氏の小樽商大に思い出を紹介します。
小樽樽の街並と石狩湾を見下ろす高台にある緑丘キャンパス。
100年以上の長きにわたり、幾多の学生がこの緑丘で青春を過ごしました。仙台緑丘会が語る小樽商科大学、そして北の港町小樽をご紹介します。