第86回 仙台試験プロジェクト 2019

仙台緑丘会、小樽商大進学に関する相談会を開催

小樽商科大学同窓会・仙台緑丘会に嬉しいメールが入りました。

発信者は、仙台在住の受験生のお父さん。仙台市内の高校に通う高3のお嬢さんは、小樽商科大学が「第1志望」。8月の商大オープンキャンパスにもご両親と出かけられたとのこと。商大が素晴らしい大学であることは分かったが、父親としては、娘を遠い北海道に進学させることに不安だらけ・・・・

仙台で商大の市民向け公開講座があると聞き、週末にネットで調べたら仙台緑丘会のホームページを見つけた。ぜひ、卒業生の皆さんに相談にのってほしいとのこと・・・

このメールを頂き、仙台緑丘会は、さっそく8月21日(水)、ご両親との面談・相談会をセッティング。仙台から小樽商科大学へ進学し、いまは仙台で就職し活躍している若い女性会員が、自身の小樽暮らしの体験談をお伝えしました。

ご両親からは、1時間にわたり、ご心配されている様々なご質問を頂いた。住まいのこと、大学講義のこと、冬の小樽のこと、アルバイトのこと、一人暮らしのこと。女性会員と私たちがお答えするたびに、お二人の表情に不安が多少なりとも薄らぎ、笑みが増していった感じがいたしました。

「小樽商科大学って本当にいい学校ですね。各方面で活躍されているし、年齢が離れていても、こんなに皆さんの仲がいい。私の娘が皆さんの仲間になれたら、本当に幸せだと思いました。」

こちらも相当に緊張しておりましたが、ご両親からは、面談の最後に有り難い言葉をいただきました。お嬢さんにはこの日の面談の様子を伝えられたそうです。

ぜひ、小樽商科大学に合格され、私たち緑丘人の仲間となることを心から祈念しております。


《追記》

1.このお嬢さんの通う高校には、昨秋、商大・野口先生と当会が初めて学校訪問しており、ご両親はそのことを知っておられました。しかも、その高校には、商大第一志望者の女子高生はもう一人いて、小樽のオープンキャンパスにもお母さんと一緒に参加していたとのことです。学校訪問やはやり有効であると実感しました。


2 今夜の面談前に、8月19日(月)の日本経済新聞記事「高進学率時代の大学教育」(長谷川真理子 総合研究大学院大学学長)を、参加会員で読み合わせました。これは私たちが在学した30~50年前と比べ、いまの大学環境がどれだけ大きく変革したのかを検証した記事です。それぞれの在学時代を振り返り、世の中がすっかり変わったことを頭において、相談席についた次第です。