第90回 仙台試験プロジェクト 2019
ソーシャルサイエンスカフェIN 仙台 2
ことし第2回目の「小樽商科大学ソーシャルサイエンスカフェ in 仙台」は10月11日(金)、仙台駅前のエルソーラ仙台で開催。緑丘卒業生や仙台の一般市民のほか、東北学院大学経営学部高橋志朗教授(昭50卒)のご協力を頂き、東北学院大の村山貴俊教授と秋池篤准教授にも参加いただきました。
今回は、大学院商学研究科アントレーナーシップ専攻・猪口純路教授(小樽商大OB)が、「地域ブランドは製造業にも有効か ー国内製造業のアンケート調査からー」をテーマに講演。
地域ブランドは一般的に観光や特産品で活用されるものと考えられていますが、例えば、燕・三条の金物のように製造業などでもしばしば見られます。
小樽も仙台も、強力な地域ブランド力を持っていますが、例えば「製造業でもブランド化が事業収益性の向上につながる」、「ブランド化の効果は中小企業ほど差が出る」ことなど、その活用範囲の拡大について実証研究の成果を用いてわかりやすく解説いただきました。
カフェ終了後は、仙台緑丘会との交流会。東北学院大学の先生方にも参加いただき、仙台と小樽の親交を深めました。
<次回カフェのご案内>
◆第3回 11月1日(金) 19:00~20:30 エルソーラ仙台
講師 深田秀実 商学部社会情報学科教授
タイトル「防災におけるビッグデータの活用」(仮)