第91回 仙台試験プロジェクト 2019

ソーシャルサイエンスカフェIN 仙台 3

今回の「ソーシャルサイエンスカフェ IN 仙台」は2019年11月1日(金)、仙台駅前アエルの「エルソーラ仙台」を会場に、母校・社会情報学科の深田秀実教授が「防災におけるビックデータの活用」を講演されました。

深田教授は、災害情報論や情報システム学、危機管理が専門分野です。今回は、ビックデータの利活用、津波避難支援システムの活用、釧路市での津波防災対策の実証実験など、商大で進められている研究内容をご紹介いただきました。

当地は、東日本大震災や台風19号で甚大な被害を受けており、受講者の皆さんは「防災・減災」に強い関心を持たれています。それだけに今回は深田教授のお話を熱心に聴講いただき、質疑応答では「最近も台風19号など想定外とされる災害が相次いでいるが、ビックデータをどのように活用できるのか」など様々な発言が寄せられました。

仙台での母校・小樽商科大学知名度アップを目的に開催した初年度の「ソーシャルサイエンスカフェ IN 仙台」は今回で終了となります。

参加者は、母校教授陣のマーケティングやビックデータの最新研究に触れ、講義後は商大教授や事務局の方々と懇親会も楽しむことができました。商大ビジネススクールに学ぶ社会人学生になった気分をちょっとだけですが味わえ、たいへん贅沢なひと時だったと思います。ご参加いただいた皆さん、たいへん有難うございました。

「ソーシャルサイエンスカフェ IN 仙台」で紹介された小樽商大で学ぶ実学の面白さ。ぜひ、仙台・宮城の高校生にも知ってほしいと願っています。来年は、仙台市内高校での商大出前授業をぜひ実現させたいものです。