年次総会 平成23年6月

「東日本大震災を乗り越えて」

東日本大震災から間もなく3カ月となる平成23年6月3日(金)、宮城支部は、平成23年度支部総会を22名の会員参加のもと、仙台市の江陽グランドホテルで開催しました。

大震災では多くの会員が避難生活等を余儀なくされましたが、無事に再会できたことを互いに喜び合い、宮城、東北の復興に向けて力強く歩んでいくことを誓い合いました。

今回は、新会員として、石澤秀典さん(平成9年卒)と澁谷樹さん(平成15年院卒)が初参加。また、今回の現役セミナーは、「食品の安全をめぐる情勢について」と題し、(独)農林水産消費安全技術センター・専門調査官の澁谷樹さん(平成15年院卒)に講演をいただきました。

澁谷さんからは、食品の安全に関わる規制は複数の法律が関与して一般には分かりにくくなっていること、食品偽装問題は給食材料等をめぐって古くからある問題であること、食中毒は最も注意すべきこと、そしてスーパー等での食品表示の見方などをお話いただきました。限られた時間での講演でしたが、澁谷さんはユーモアを交えながら、食品の安全という私達にとって最も身近な問題について、非常に興味深いお話を語っていただきました。

応援団復活のDVD上映、会員近況報告などもあり、また、会員による力強い校歌斉唱が響き渡り、緑丘100周年に相応しい充実した一夜となりました。