第21回 久野光朗先生

傘寿と瑞宝中綬賞受章のお祝い会

平成元年卒 尾形 毅

さる平成23年10月15日(土)、久野光朗先生の傘寿と瑞宝中綬章受章をお祝いする会が、札幌市で開かれ、第1期から第30期まで卒業生約80名が道内外から集い旧交を温めました。年代を越えた卒業生が一同に会し、小樽商大の「卒業生の結束力の強さ」を改めて心と体で感じる晩秋の一夜となりました。

現在、久野先生は辞書発行に向けて、膨大な原稿を書き進められているとのこと、「80歳を迎え、これまでの人との出会い、素晴らしい学生たちに恵まれたことを感謝している。毎朝、今日はどの本を読もうか、どの原稿を書こうかと、今も研究への意欲は衰えていない。 研究を続け、これからの世界の動きを見ていきたい」とのご挨拶がありました。

会場には、久野ゼミナール旗が掲げられ、瑞宝中綬章の勲章と勲記がご披露されました。卒業生には、久野先生の特別講義が開講、今日のテーマは会計学ではなく「日本の叙勲制度」でした。

80名もの久野ゼミ卒業生が久しぶりに再会、道内外のたくさんの卒業生から祝電も届きました。山本真樹夫学長も久野ゼミのご出身、在学中の思い出話に近況報告、話題は尽きません。

最後は、商大応援団の八尾稔啓さん(21期)の力強い発声で 「若人逍遥の歌」を参加者全員で歌い、「フレフレ!久野先生」のエールを贈りました。

幹事の北村茂先輩(昭和36年卒・2期)、たいへん有難うございました。