2023浦戸諸島を塩釜市営汽船で巡る旅

宮城県塩釜市の浦戸諸島は、日本三景・松島湾に浮かぶ島々であり、縄文時代から人々が暮らしを営んできました。伊達藩時代には江戸米を廻船する天然の良港として栄え、幕末は戊辰戦争の海兵拠点でもありました。

登山部は2023年5月27日(土)、島民の移動手段である塩釜市営汽船を乗り継ぎ、島歩きを楽しむ旅を開催。初夏のような太陽が輝く、最高気温26度の絶好のコンディションにも恵まれ、会員と家族8名が参加しました。この企画はコロナ禍で4年間も延期になっていましたが、ようやく実現することができました。

今回は塩釜港を汽船で出発し、桂島、野々島、寒風沢島を巡るコース。幹事の高田先輩のご案内で、震災から復興した桂島海水浴場、見晴らし台、伊達藩の歴史的遺構などを訪ね歩きました。なんといっても、きょうの主役は塩釜市営汽船。浦戸の島々を小型の連絡船で乗り継ぎ、デッキで初夏の潮風を受けながら松島湾の絶景を楽しみました。