勤通大労働組合コース スクーリング

投稿日: 2013/05/22 4:39:35

昨年11月に広島自治労連執行委員会で、「勤労者通信大学労働組合コースを県本部執行委員全員受講しよう。卒業を保障するためスクーリングを開校したい」と亀井書記長が提起しました。これをうけて教育宣伝部(以下教宣部)で検討し、1月に受講とスクーリング体制を決定しました。安倍政権が憲法改定を参議院選挙の争点に掲げるなど憲法について学習すべき時期でもありますが、執行体制を刷新したため労働組合コースを選択しました。受講者は労働組合コースが31名、憲法コースが4名です。憲法コースの仲間には広島県労働者学習協議会主催のスクーリング受講を呼びかけました。

労働組合コーススクーリングの日程、チューターなど詳細は教宣部で協議し、毎月1回・同じ日に午前・夜と2回開催、チューターは教宣部メンバーで担うなどを決めました。全6章を6回に分け、6人が担当します。スクーリングに参加しやすいようにと午前・夜の2回開催にしました。6月と9月はテスト回答月に設定し、全員卒業を確実にしたいと思います。

4月25日にスクーリング第1回目がスタート、ほとんどの受講生が参加し会場はいっぱい、熱気あふれる90分となりました。担当チューターがわかりやくまとめたレジュメが受講者に大好評! 難しい言葉をかみくだき、チューターの経験も加えながら説明されたことが理解につながり良かったと思います。

60分の講義の後、受講者の討論。幼い頃父親のストライキを目の当たりにしたことが今でも強く残り、労働者階級は団結しなければならない、と話された内容は青年たちには新鮮であり、スクーリングを行う意義をあらためて感じました。全体的には「組合民主主義」の大切さを学んだ方が多かったように思います。教宣部一丸で最終の6回目まで責任をもって開催、運営していきます

受講者からの感想をいくつか紹介します。

「この労働組合コースは2度目の受講です。あらためて労働組合の基本を確認し、組合員に理解してもらえるように行動していきたいと思います。組合民主主義をつらぬく組合の運営、活動をしたいと思います」「素晴らしい集まり 素晴らしいレジュメ 労働組合のそもそもを学べてよかった」「私たちは人間だ!私たちは労働者だ!! そこを出発点にしていかないと労働運動はできないと実感しました」「とても大切な基礎の話でした。自らがしっかり活動することが大切だとあらためて感じました。自己責任を今一度考えたい」

(広島自治労連教育宣伝部 浜崎理恵さん・「一粒の麦」5月号より)