【東洋学研究所】2025年度第4回研究発表例会
【東洋学研究所】2025年度第4回研究発表例会
開催
2025年10月18日(土)15:00開催 於:オンライン(GoogleMeet)
概要
発表1
近世期における入院関係儀礼と禅宗清規
金子 奈央(かねこ なお)客員研究員
本発表では、『相国寺史料』および鳳林承章の『隔蓂記』に記載のある17世紀相国寺における三名の住持(覚雲顕吉・雪岩梵寅・春葩宗全)の入院(入寺)を事例として、近世期日本の禅宗寺院における入院関係儀礼について、中国撰述の諸清規などと比較しながら、その変容と特徴について若干の考察を行う。
発表2
能海寛請来チベット語文献について
渡辺 章悟 (わたなべ しょうご) 客員研究員
能海寛は河口慧海とほぼ同時期の哲学館の同窓生である。二人ともに同時期に当時鎖国政策をとっていたチベットに入国を果たしたが、河口に対して、帰国を果たさず客死した能海の研究は充分ではない。能海は中国やチベットの周辺からチベット仏典を入手し、それを日本に送っていた。それらは、主に能海の故郷である島根県浜田市の金城歴史民俗資料館と大谷大学図書館に保管されている。今回はその資料の全体像と一部の資料についての中間報告である。
お申込み
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お問い合わせ
東洋学研究所 〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20 TEL:03-3945-7483 ✉:toyogaku@toyo.jp