東洋学研究所 2016年7月2日研究発表例会
東洋学研究所 2016年7月2日研究発表例会
日時: 7月2日(土)午後3時より
場所: 東洋大学白山キャンパス 5号館2階 5204教室
世親の阿含経解釈 ―『釈軌論』第2章について―
堀内俊郎 客員研究員
発表要旨:
インド仏教の学匠である世親(ヴァスバンドゥ)が、阿含・ニカーヤから抜粋された経典中の語句に対して詳細な解釈を行ったものが、『釈軌論(経典解釈方法論)』第2章である。同章について報告者は『世親の阿含経解釈 ―『釈軌論』第2章訳註―』(山喜房佛書林、2016年5月)なる訳註研究を上梓した。本発表ではそれに基づき、阿含の経句に対する世親の解釈の特徴や、仏教用語を理解する上での問題点などを指摘する。
アウンサンスーチーのノーベル賞受賞講演を読解する
―〈平和〉と〈四諦の社会化〉の観点から―
田﨑國彦 客員研究員
*入場無料・予約不要 皆様のご参加をお待ち申しあげます。
お問い合わせ先 東洋大学東洋学研究所
電話・ファクス番号 03-3945-7483(月曜日~木曜日在室)