2018.6.9(土)、晴、気温20℃位、西風
東京→新潟→両津→トキの森公園→尾畑酒造→ドンデン山荘(泊)
2018.6.10(日)、曇り、気温20℃位、南風
登山口(5:50)→マトネ(6:50~7:10B)→真砂の峰(8:25)→鏡池(10:20)→金北山(10:55~11:40L)→白雲台(12:55)
→弾崎灯台→大野亀→二ツ亀ビューホテル(泊)
2018.6:11(月)、雨のち曇り、気温20℃位、南東風
佐渡金山→両津→新潟→東京
今年の山岳部の6月山行は佐渡島の金北山です。まさかの台風がやってきて天候が危ぶまれましたが、登山当日は高曇りで、ドンデン山荘から白雲台までの縦走コースを歩くことができました。また合わせて、トキや金山の観光を楽しみ、大野亀のトビシマカンゾウも見頃で、佐渡島の良さを満喫することができました。
台風の北上により太平洋側は雨模様ですが、新潟佐渡島は青空です。ジェットホイールで無事に両津港に到着しました。
初日は佐渡島観光で、まずはトキの森公園にやって来ました。サドッキーのお出迎えを受けます。
トキふれあいプラザでは、トキの巣繕いが見られました。
お酒の現地調達を兼ねて真野の尾畑酒造を訪ねます。この蔵元の真野鶴は含みとキレがあってとても美味しいお酒です。
少し遅くなりましたが、今宵の宿ドンデン山荘に入って夕食です。地場の魚を主体としたお料理はとても美味しいです。
先ほど調達した真野鶴大吟醸をいただきます。金賞受賞酒でエールフランスのファーストクラスで供されているお酒だそうです。
二日目の朝、お天気が心配でしたが、佐渡海峡に昇る朝日を拝むことができました。
お世話になったドンデン山荘、こうしてみるとなかなかモダンな建物です。
登山口まで移動して金北山への縦走に入ります。
入山口では満開のタニウツギが出迎えてくれます。
約1時間でマトネに到着。草原状の明るいピークで朝食にします。
見晴らしが良く、両津港と加茂湖が一望できます。
展望の良いなだらかな稜線を歩いていくと、
ウラジロヨウラクツツジが、可愛い釣鐘状の花をたわわに付けています。
こちらもよく目につくオオイワカガミの花です。
稜線上にオダマキの大群落があって歓声が上がります。
花と草原の尾根を気持ちよく進んでいきます。
途中で見つけた白いベル状の花。ナルコユリの仲間でしょうか。
中間地点にある真砂の峰は、展望が開けてとても気持ちの良い所です。
真砂の峰の下りで野兎が飛び出してきました。怖がらずに近づいてきたのでびっくりです。
何株かシャクナゲも咲き残っていました。
こちらはチゴユリ、少し日陰の場所に咲いています。
目立ちませんがナナカマドも満開です。零れ落ちた花が星屑のように登山道に広がります。
途中で夏道コースを取ると、役の行者の石碑がひっそりと建っていました。
稜線に広がる鏡池。不思議な静けさを湛えています。
雪渓の消えた後にカタクリの花が残っていました。
さらにアヤメ池です。まだ早過ぎましたが一面にアヤメの刀剣葉が生えていて、花の時期に是非再訪したいと思いました。
そしてシラネアオイが一株花を残していました。
沢山の花を愛でているうちに金北山山頂に到着。山頂には金北神社の祠と自衛隊の古い建物があります。
佐渡海峡を見下ろしながら記念撮影。ピストンコースから登ってきた親子連れと山頂で合いました。
金北山から先は自衛隊の管理道路で、白雲台に向けてダラダラと下っていきます(事前に通行許可の申請が必要)。
予定より早くゴールの白雲台に到着しました。
下山後、入山口の車を回収して佐渡島最北端の弾崎灯台にやってきました。「喜びも悲しみも幾年月」で有名な灯台です。
続いて今回の佐渡島訪問のお目当てである大野亀です。
今年はカンゾウの花が特に多いとのことでした。
トビシマカンゾウの咲く遊歩道を巡ります。前方には可愛い二ツ亀が見えています。
二日目の宿、二ツ亀ビューホテルに入ります。
海の幸満載のご馳走をいただきます。
宿から日本海に沈む夕日がきれいでした。朝日と夕日をひと所で見れる場所は少ないと思います。
金塊ゲットにも挑戦。このインゴットは12.5kgもあります。
金北山登頂を祝して乾杯。
お刺身定食は新鮮ですごいボリューム、佐渡の銘酒「北雪」もいただきます。
お昼のジェットフォイルに切り替えて無事に新潟に戻りました(これ以降の便が欠航したことは後で知りました)。
最終日は佐渡金山を訪れます。金鉱の採掘跡に、人形や模型で当時の姿を再現してあります。
台風の接近で、午後の観光はカットして早めに帰ることにします。フェリー乗り場のレストランで打ち上げです。
皆さん、お疲れさまでした。
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