今年のGWは、小布施から上越市にかけて、酒蔵巡りと親鸞聖人の足跡をたどる旅に出かけました。
最初は、小布施のお隣の須坂市に立ち寄ります。ここにある遠藤酒造所は美味しいお酒を造っていて、驚くことにアルコール度が20度もある「渓流朝しぼり」というお酒があります。
広い敷地には池泉廻游式庭園があって素晴らしかったです。
須坂の豪商の館「田中本家博物館」を見学します。豪華絢爛な花嫁衣裳に見入るRちゃん。
小布施に移動して、まずは「穴観音の湯」という立ちより湯で汗を流します。優しいお湯で空いていて快適でした。
須坂はお蕎麦が有名なようで、グーグルマップで捜した「松葉屋」というお店は、質量ともに大満足の内容でした。
小布施の観光の目玉の北斎館です。80才を過ぎて葛飾北斎が小布施で晩年を過ごしたことから、色々な作品を集めたミュージアムになっています。
道の駅「オアシスおぶせ」にも寄って、名物の「ソフト栗いむ」をいただきます。変に甘くなくて素朴な味です。
夕食は枡一市村酒造がプロデュースした「蔵部」でいただきます。
すぐ近くにある枡一市村酒造では、カウンターで色々なお酒が飲めます。特に大吟醸「鴻山」は秀逸です。
二日目はまず親鸞聖人が開山した浄興寺を訪ねます。
ヤマメのフライや鹿肉の粗塩焼き(写真)など、吟醸酒との相性が抜群でした。
ほど近い上越高田には日本スキー発祥記念館があります。前から訪れてみたかった場所で、やっと来た感じです。
浄興寺には、親鸞聖人のご本廟と聖徳太子のご尊像があります。
昔のスキーが沢山収集されていて、感心しながら拝見しました。
日本にスキーを伝えたオーストリアのレリヒ少佐です。ストックは一本杖で滑ったそうです。
上越市の岩の原葡萄園にやって来ました。明治時代に国産ワインの草分けとして川上善兵衛が開いたワイナリーです。
丘の上に立つレリヒ少佐の像と、右下に見えるのがスキー発祥記念館です。
やさしい味の「深雪花」、私の好きな日本ワインです。
色々なワインの試飲もできます(有料)。味見はRちゃんにお任せです。
ワイナリーにあるレストランでランチ。
ワイン樽を寝かせている蔵も見学しました。
日本海側に移動して、本願寺国府別院を訪ねます。
本日の魚料理はアンコウのソテーでした。
続いて五智国分寺を訪ねます。こちらには立派な三重塔があります。
欄間や天井画がとても素晴らしいお寺でした。
こちらは居多神社です。親鸞聖人が流罪となって、この地に来た時に最初に参拝した場所と言われています。
本堂には5体の仏像が優しいまなざしで参拝者を見つめています。
社寺巡りを終えて、道の駅「よしかわ杜氏の郷」にやって来ました。敷地内でお酒を造っているという珍しい道の駅です。
そして居多ヶ浜。親鸞聖人が上陸した場所です。
この道の駅は、温泉とレストランが揃っている(酒蔵も)という、車中泊族にとっては天国のような場所です。
自慢のお酒が所狭しと並べられています。
車まで1分、寝酒にワインを頂いていい気持ちでおやすみなさい。
飲み比べセットは大変美味しくて、2セット飲んでしまいました。
翌朝、城山に登る朝日で目を覚まして、北陸道から関越道を経由して、千葉の自宅に帰りました。
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