・広告主のA8導入意図を汲み取り、課題解決/目的達成のために必要な情報を集める
・課題解決/目的達成に対し、実現ラインの共有(→ 温度感調整)
そもそも初回打合せは提案の場ではなく、ヒアリングの場です。
ヒアリングせずに「提案」だと思って話しているのは、全て「説明」止まりです。
それでも実施に至っているものは、偶然それが広告主に刺さったか
何かを双方勘違いしながら進んでいるだけで、効率も悪いし成果も最大化できていません。
まずはそのことを認識しましょう。
ヒアリングは「作業的に」ではなく
「興味がある」「広告主の理想を実現するために聞いている」スタンスでいきましょう。
その熱量は必ず先方に伝わります。
【フェーズ1】
・自分が広告主のマーケ担当目線で案件を見る
・打合せは【自分→広告主マーケ担当として転職したばかり】【広告主担当者→前任】と見立て、引継ぎをされていると思ってヒアリングをする
→ これを考えるだけで、ヒアリングしたい項目はたくさん出てきます。ほとんどヒアリングで初回打合せは終わります。
【フェーズ2】
・メディア/エンドユーザー目線で案件を見る
→ 広告主目線で実現したい内容は、どのようなアプローチをすればメディアとして取り組みたいと思えるのか。
仮に実現した場合、ユーザーとしてその情報が嬉しいのか、購入などの行動に繋がるのか。
【フェーズ3】
・フェーズ1~2を勘案して、実現難易度を明文化。
現実的な達成ラインやA8で手伝えることをお伝え。
【A8の導入意図について】
「認知拡大をしたい」「件数を増やしたい」「売上を伸ばしたい」
こんなのはあったりまえです。水たまりぐらい浅すぎます。
色々方法がある中で、なぜ上記の目的達成にA8を選んだかを把握しましょう。
それを知るためには、例えば以下のような背景を知る必要があります。
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・事業の立ち位置(主幹事業なのか、おまけ的な立ち位置なのか)
例:他に主幹事業があり、社内コンテストで事業化されたばかり。向こう1年の進捗によって、事業の継続判断が入る。
・現在のフェーズ
例:ある程度事業としては黒字で成り立っていて、販路拡大したい。Amazon/Yahooなどのモールで展開したが上限が見えてきてしまっている。
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他には「現在行っている施策と、その実施背景・結果」も、
どのような方向を向いて事業を進めているかがわかりやすく現れます。
【希望施策について】
「リクルーティングしてほしい」「報酬アップをしたい」「○○に掲載してほしい」
全部鵜呑みにして動いてませんか???
なぜそれをしてほしいという意思決定をしたのか、目的と手段がブレていないかヒアリングしましょう。
場合によっては「それをするならこっちの施策ですね」とか
「これを先にやらないとそこには進めないですね」などの軌道修正が発生します。
優先度の設定
・他社で獲得できている
2022/07/04 美濃輪 初版作成