2020年1月25日 東洋大学東洋学研究所 研究発表例会
2020年1月25日 東洋大学東洋学研究所 研究発表例会
東洋大学東洋学研究所
東洋大学東洋学研究所
研究発表例会
研究発表例会
日時: 令和2年1月25日(土)午後2時より
場所: 東洋大学白山キャンパス 6号館1階 第3会議室
14:00~16:10予定
(14:05~15:05)
井上円了が用いた「公園」の考察―「公園論」を入り口に―
出野尚紀 客員研究員
発表要旨:
井上円了は、哲学堂を「精神修養的公園」として作った、と『哲学堂案内』に記す。哲学を普及させることに決した哲学館大学退隠時に近い明治39年10月発表の「公園論」を手始めに、円了が人生で訪れた公園や当時の日本の行政における公園への取り組み、周囲にいた公園と関係した人物などに言及し、辞書や法律における「公園」の意味を踏まえながら、21世紀の日本人が日常生活でイメージする公園と円了が用いた「公園」の差異を考察する。
(15:10~16:10)
日本におけるヒンドゥー教聖地研究の歴史と展望
宮本久義 客員研究員
発表要旨:
現在インド人口の約8割はヒンドゥー教徒が占めている。日本人には仏教発祥の地として有名だが、ヒンドゥー教の持つ教義やさまざまな宗教行事を知らなくてはインドという広大な国の歴史や文化を理解することはできない。
本発表ではヒンドゥー教徒にとって聖地巡礼を取り上げ、それがどのような意味をもつのかを考察する。また併せて日本におけるこの分野の研究がどのように行われてきたのかも、今までまとまった報告がないので、概観してみたい。
入場無料・予約不要
皆様のご参会をお待ち申しあげます。
お問い合わせ先:
東洋大学東洋学研究所
郵便番号112-8606 東京都文京区白山5-28-20
電話/ファクス 03-3945-7483
E-mail: toyogaku@toyo.jp